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桜井淳現代論集 5 原発耐震安全論

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原発の耐震の考え方や耐震解析法や耐震補強についての学術的記事や論文。1
世の中に原発の耐震にかかわる学術的信頼性のある記事や論文がないのでそのための対策。
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2023年3月の記事一覧

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研究ノート 「NHKスペシャル 南海トラフ巨大地震」を観て、私は、安全の研究をしているため、自身の安全のみならず、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員として、日本全体の安全を考えなければなりません

はじめに 私は、「NHKスペシャル 南海トラフ巨大地震」(2023.3.4に、ドラマ仕立ての前編と後編、2023.3.5にスタジオ討論)を観て、さほど驚きもせず、醒めた目で観ていましたが、なぜかと言えば、2014.4.1から、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員として、南海トラフ地震については、日常的な話題であり、浜岡原発の耐震対策や防災訓練の見学・調査などにより、地震や津波の影響を把握していたためです。

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福島第一原発事故では、原発災害研究(AEC ; Reactor Safety Study, WASH-1400(1975))の範囲内であり、唯一の相違点を挙げるとすれば、原子炉建屋の水素爆発による大規模破壊、それに、地下水の原子炉建屋とタービン建屋への浸水による大量の汚染水の発生で、事故後、12年経て、新たに分かったことは、少なく、素人にとっては、驚きの連続かもしれませんが、軽水炉安全研究者から見れば、想定の範囲内のことが多く確認されました

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