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受動的になってみる
※これは、個人的な日記のようなもの。
教えでもアドバイスでもない。
今の地点から見る過去の自分は、人生において、極力不安要素を取り除こうと、いろいろな予防線をはっていた。
5年後、10年後、老後・・・・
子供が自立したら楽になる?
定年まで働いたら楽になる?
そうやって、いつまで頑張れば楽になるのか。
ゴールまで遠くて、幻滅したこともある。
だが、それが生活だ、人生だと言い聞かせ、毎日を過ごしていた。
しかし、いま思えば予防線をはれば張るほど、不安が膨張していた気がする。あれも、これも、こっちも、あっちも。
自分の周りを見えない壁で固めるように。
どうか、私を攻撃しないでと言わんばかりに。
そして、ある時、ある言葉に出会った。
「起こってくるままに、まかせる」
物、事、行動、感情、あらゆるものを起こってくるままにまかせ、ながめる。肉体を動かす必要がある時は、動かざるおえない時まで待ってみる。
今のところ、なんとかなっている。
そして、恐れもそれほど大きく感じなくなっている。
これが、恐れは幻想だと言われていることなのかもしれない。
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