ラナキラさんがもたらした第二の目醒めへ!開始の狼煙は奇跡の一撃
前回の続きです。
同じくTOLAND VLOGさんの動画後半から書き起こし、自分用の備忘録として書き留めながら、魂の旅の物語を進めます。
儀式のカタチ
(ラナキラさんのお話)
祈りやアハ、セレモニーは非常にユニークだった。
私たちが行う儀式は伝統的なもの。
しきたりなどが色々ある。
今回のことは初めてのことだった。
(TMT建設計画からマウナケアを守る活動のこと。2014年、ラナキラさんが立ち上がり、2019年には世界に広まり盛んになった。建設計画は中止にこそなっていないが10年以上実施が止まっている。TMT建設計画には日本政府も出資しており、国民が収めた税金から4億円が投資されているという。)
私たちが尊敬する長老やリーダーたち、最も重要な叡智の守り人たちでさえ、「みんなで」と言った。
最初は儀式の踊り手たちだけが道路に座っていたが、長老たちが立ち上がって、「みんなで中に入ってついて来て」と。
私たちの多くがそんなことは経験したことがなく、前に出ることを許されるためにはあらゆる訓練を受けなければならないのに
そこには小さな子どもから年配の方まで、おじさんもいればカウボーイや観光客もいた。
彼らはこう声をかけられた。
「道路に出ておいで、私たちと共に立ち上がり、共に学ぼう」と。
ある人はとても経験豊富でたくさんの教えを受けている一方、全く経験のない人や、同じ言語を話さない人や、一度もフラを踊ったことのない人もいた。
でも、(伝統的な儀式の)パフォーマンスではないから批判されることはなかった。
これは、地域社会全体のための地域社会による運動。
だからこの儀式は、コミュニティ全体のためのコミュニティによるもの。
今までに見たことがないほど非常に強力なものとなった。
私自身もこんなことは経験がない。
これはコミュニティの強力な力となっている。
この波紋は私たちのコミュニティに広がっていった。
一部の長老たちでさえ、撮影をしオンラインに投稿し、どこにいても誰もが学べるようにしようと言い、地域の住民や支援者たちはそれを実行した。
動の祈り
全世界の人たちが歌や踊りを学び始めた。
私自身も山の状況が良い時を見計らって、フラを習いたい人たちの所へ出向いて教える手助けをした。
ハワイ全土、ニューヨーク、ラスベガス、アラスカなど、約4ヶ月で152回のワークショップを行った。
そしてこの動きはより広いコミュティに広がった。
さらにそれは、私たちのような日常生活を送る普通の人々に大きな力を与えた。
この活動を始める前、私は普通の小学校の教師だったが、この運動は日常を暮らす人々に、「私たちにも”ノー”と言うことができる」という力を与えてくれた。
例え巨大な政府機関や巨額の富を持つ大企業に対しても、私たちには発信する権利がある。
そして私たちの声は、彼らと同じくらい強力だった。
なぜなら、私たちの声は自分達だけでなく、この儀式「アハ」によって世界中の人々と繋がっていたからだ。
祈りによって、コミュニティ全体が豊かになった。
あちこちでリーダーが立ち上がるのを見た。
今日に至るまで、今すぐマウナケアのために物理的に立ち上がることはできなくても。
そこにはまだ可能性があり、変化をもたらそうとしている。
また、この運動は他の運動を鼓舞し、自分達の町で行動を起こそうとするコミュニティを助けることにも繋がった。
この運動が、各地域の様々な役割を担うリーダーになる力を、人々に与えた。
私たちが目撃した山の運動をめぐる儀式アハは2019年に非常に発展したが、
最初に山を守るために立ち上がったのは2015年だった。
その時は私が山を駆け上がったことで皆の心に火がついたが、私自身も他の儀式に参加したことで心に火がついたのだ。
私は北カリフォルニアのヤッアコウ山(シャスタ)の麓に住む、ピッツ・リバー族(イェスサッウィ)と長年にわたって交流してきた。
彼らに感銘を受け、儀式が皆を集めるということについて学んだ。
私にとってこの儀式は踊りや歌や儀式様式というより、ただ歌い、踊り、自分のからだを使って走るということが「動の祈り」になることを体験した。
それは誰にもできること。
参加しつづけてきた結果学んだ事は、この誰にでもできる簡単なことが
非常に大きな影響を与えるということだ。
その学びをハワイに持ち帰り、2013年にこの儀式に導かれながら、私たちの文化と聖なる山を結ぶリレー儀式をハワイで開催した。
それによって、北カリフォルニアの部族とハワイとの間に再び絆が生まれた。
さらに、私たちの古代のつながりも発見することが出来た。
誰かに言われるのを待ったり許可を得る必要はない。
”ラナキラはカリフォルニアのアンセスターランに感化されて、ハワイ島でロノのランを始めた”
彼ら(通訳していた昌平さんたち)は、この二つのランに感銘を受け、日本で富士山の周りを走る祈りの”襷ラン”を始めた。
自分のからだを使って走るという一番簡単な方法で想い(intention)を繋いでいく。
これは偉大な山であるシャスタ山、マウナケア、富士山を結び、太平洋を横断する架け橋だ。
私たちが架けた橋は、自分の足を使って自らの祈りを運ぶという最もシンプルな形。
シャスタ、マウナケア、富士山
これら3拠点において、私たちのテーマは異なるかもしれないが、お互いに協力し合っている。
私は引き続き来日し、このリレーをサポートし続ける。
ここでのサポートで見えた事は、マウナケアで助けが必要だった時、日本で私たちのために立ち上がってくれた人たちが、「襷リレー」に参加しているということ。私たちは信頼関係を築いてきたからだ。
ハワイにいる大勢の仲間たちは、日本で必要とされている支援のために足を運び、支持を示し、サポートをする準備ができている。
さらに、より多くの人を私たちの輪に招待しようと思っている。
とても強力で、誰もが参加できる、非常にシンプルな儀式の形が3拠点で共有されている。
上下関係はなく、数日、一日、数時間、あなたの足を使って、大地を踏み締め、體を使った祈りを捧げ、この祈りを運び伝えるために、あなたの力を貸してほしい。
可能なら、この祈りを運び伝えるために汗を流し體を捧げている人たちをサポートするための食べ物や飲み物などを。
それこそが神聖な繋がりの中で皆が集う共同体。
一人一人が内なる神聖性を高め、聖なる器として皆に力を与えること。
私たちが神聖な存在であると、誰かに言われるのを待ったり、許可を得る必要はない。
あなたは、あなたの先祖であり、あなたはこの大地。
だからこそ、あなたは祈る人となることができる。
一つ言えることは、
北カリフォルニアのシャスタ山のピット・リバーの先祖のマラソンも、
ハワイのマウナケアのロノのランも、
日本の富士山の襷リレーも
すべて今の時代の機能とニーズに合わせて生まれた、新しい儀式だということ。
三拠点ともそれぞれ独自の古代史や祈りの文化を通じて、コミュニティに根付いた豊かなセレモニーとなった。
「自分達は先祖ほど偉大ではない」などと考えないことだ。
古代の英雄や神々の物語に登場するような儀式は、全て誰かが始めなければならない。
誰かが大地の言葉を学んだり、
自らの文化を取り戻したり、
伝統を維持する上でもう一つ重要な部分は、
「自分達は先祖ほど偉大ではない」などと、考えないことだ。
私たちも先祖と同じように偉大な存在だ。
そのことを忘れてはいけない。
彼らは過去に偉大なことを成し遂げた。
そうやって彼らは古代の儀式を生み出した。
なぜなら自分達にはできると確信することで
その力を与えられたからだ。
彼らにそうする必要があったように、
私たちも今そうする必要がある。
儀式を再び活性化させ、次の世代がその輪の中に入っていけるように、創造し続ける。
そうすればおそらく進化するだろう。
変化があるかもしれないが、私たちは生きている人間として、必要に応じて皆を繋ぎ、駆り立て、立ち上がるために、自らの魂を呼び起こす権利がある。
どの世代にとっても、文化に触れ、蘇らせ、責任を引き継ぐことは重要な仕事だ。
物語を再び語り継ぐことは、非常に重要な役割だ。
私の仕事は古代の物語を語り継ぐことだが、同時に、なぜそれが現代の私たちにとって重要なのか
古代の物語が現代の私たちの生活に、どのように当てはまるのか橋渡しをしなければならない。
というのも、ハワイでも言われているように、歌が目的を果たさなくなったら誰も歌わなくなるからだ。
必要に応じて新しい歌を書く場合は、ちゃんと機能するようにしなければならない。
ただ、物語を語るためだけに語り継ぐのではなく、私たちを導き助けるために、現代でも機能する形にしなければならない。
だからこそ世界中のあらゆる文化は、古代の物語を守り続けている。
あらゆる宗教が物語の上に成り立っているように。
それは、私たちに影響を与えるというより、導いてくれるガイドのようなものだ。
日常を生きる上で、他人の苦闘や試練、あるいは理想や成功の物語に触れることで、各世代や次世代の人たちが全力を尽くし、健康で質の高い人生を送るためにある。
そのために物語がここにある。
だから新しいセレモニーを作り続け、物語を語り継ぎ、そしていつの日か、今を生きている私たちの物語も、子孫たちにとっては古の物語となるだろう。
だからこそ、私たちは最高の生き方をし、全てを教え分かち合い、最良の方法で人生をサポートするために、物語をタイムカプセルのようにする。
襷ランに魂の仲間が出ていた。
ラナキラさんが2014年に山を駆け上がり、TMTの上棟式を中止させた年、
私は人生を変えたいという思いで一人旅をしていた。
初めての一人旅で行き先はセドナ。
あれから10年だ!
セドナに行ってから、私のスピリチュアルへの興味は深くなっていき、当時出会った方々の元で、エネルギーワークを度々体験させてもらった。
そして2018年にはチャネリングスクールというものに通ってみた。
その時、同じクラスだったのが、そえじま美ゆきさんだった。
2019年、美ゆきさんが開催した仙酔島リトリートに参加したり、2年前の11月には江島神社を巡る日帰りツアーに参加させていただいた。
それ以降は、私が魂の成長の場で様々な氣づきと変化・成長の時間を過ごしていて、
友達のブログをじっくり読んだりメルマガをチェックすることから遠のき、美ゆきさんの発信も見れていなかったけれど、
この後半の動画でラナキラさんがTMTの話をし始めると、美ゆきさんのことが思い出された。
あれ……そういえば2019年に美ゆきさんが富士山の周りをリレーしてたのブログで読んだわ……それってこの話と関係あるのかな?
マウナケアのTMT建設反対運動の様子もFacebookで発信してたの見た。
その後コロナになって……、
そんなことを思いながら動画を見進めると、いよいよ美ゆきさんのリレーとか発信は、このことだったんだ!!と理解し、すごいなぁ〜と思いながら、ぽかーんと見ていたら「襷ラン」という言葉が出てきた。
え?
そして、次に写真が出てきて、白い装束のグループを左端に見る。
えっ!?これはブログで見た美ゆきさんの格好と同じ!!
まさか、まさか、美ゆきさんは、このラナキラさんと共に運動に参加していたということ?!!
映像を静止画にしてよく見ても、粗くてお顔まで判明しないけど、でもこれ美ゆきさんにしか見えない。
え、連絡してそうなのか聞きたい!!
と思ったけれど、ミーハーぽくって嫌かなと思い直し立ち止まる。
しかし、その思いとどまりは意味がなかった。
氣の領域の流れはもう美ゆきさんに繋がっていた。
翌週連絡をし、そして数日後、2年ぶりにお会いすることになった。
これが、今回の魂の旅の始まりを告げる狼煙だった。
目醒めの道へ歩かせるための、ハイヤーセルフからの奇跡の一撃だった!
続く