Kiyohiro Miyazato

Kiyohiro Miyazato

最近の記事

寿命が延びた?

みなさんこんにちは。高血圧&痛風持ちのKiyoです。 と、自己紹介して約10年。新しい自己紹介を考えなくてはならない時が遂に来ました。 そう、高血圧も痛風も見事に治ったからです!!! 身体が劇的な変化を遂げ、数値が正常に戻ったのです。 高血圧については、家系的にもあったので、学生の頃からの付き合いでした。 「若いしまだ血管が柔軟だから大丈夫よ~年取ってから考えようね~」 といつもお医者さんに言われてました。 その高血圧とももうおさらば!!! 一方、痛風はというと、

    • 〜シリコンバレーでの2年間の留学を経て〜

       2021年6月、米国カリフォルニア州(以下、加州)サンタクララ大学再生可能エネルギー学科での二年間の修士課程が終了致しました。大学での学びは勿論の事、新型コロナ禍におけるシリコンバレーでの体験は、人生で初の事だらけで、私の小さな人生観を大きく変えてくれました。 <留学の経緯> 2010年入社から電力の系統運用を携わり、電力の需給バランスをコントロールしながら安定供給に努める傍ら、太陽光発電を始めとした再生可能エネルギー(以下、再エネ)の当社電力系統への導入が月日を追うごと

      • 外の世界を感じる意義

        先日、某エネルギー業界の方からお話を伺う機会を得た。 その方はシリコンバレーに一人で駐在し、海外の最新情報や技術動向を調査し、ビジネスチャンスを本社へフィードバックしている。 一人で幅広い業務をしかも海外で行っていることに、非常に敬意を感じる。 私も将来的に会社を海外進出できるよう、知見や駐在の雰囲気などを伺いたく面会をお願いしたところ、ありがたいことにご快諾いただき感謝の気持ちでいっぱいである。 その方に紹介いただいたOhmconnectという会社に非常に興味を持った。 当

        • Bridge to the World

          私の会社は留学制度があり私のようにそれを活用して大学院課程を得ることができるものの、二年間という長期での滞在であることや、入学までの試験、手続きなどにかかる労力など、さまざまなしがらみが、多くの若いチャレンジ精神をもった優秀な社員たちの障壁となっていることが事実である。 私の近くにも、非常に優秀で留学を一度志していたものの、年齢や家族のことを考えると、2年も行くのはかなりハードルが高いという理由で、留学を断念した先輩がいる。 また、2年席を空けるのは厳しいと上長から言われ

          世界を見て地元を知る

          視野を広く持つことで、今まで興味を抱いていなかった意外なことに対して敬意の念が芽生えた経験はあるだろうか。 先日会った友人が所属する研究所はVisiting Scholarで日本人の受け入れを行ない、優秀な教授の下、研究生の国際交流の醸成を行っている。 私の会社もぜひその研修を活用する機会を得たと思い、その友人から教授を紹介していただけた。 早速その教授へメールを送ったところ、以下の通り驚くべき内容のメールが届いた。 ・沖縄大学院大学(OIST)設立に向けたプロジェク

          世界を見て地元を知る

          死に際のイメージ

          自分が今何をやりたいか、何のために自分の時間を投資しているかを考えた時に思うのは、やはり自分が爺さんになった時にどんな自分でありたいかである。この思想が自分の人生の根幹の気がするので、思い立ったこの瞬間につらつらと書き連ねてみる。 世の中にはいろんな自分の生きた証を残した人がいる、偉大な発見に自分の名前を与えたり、後世に残るようなプロダクトを発明したり表現の仕方は様々である。 そんな先人たちの偉大な自己表現を目の当たりにして今自分が思うのは、プロダクトを残す、、、とても魅

          死に際のイメージ

          ブロックチェーン調査(その3)

          前回までは、技術やプロダクトを提供する側から話を伺う事ができたので、今回は利用者としての声を聞きたいと思い、某電力会社のI氏から大変ありがたいことにお話しを伺える機会を頂けた。 「利用者の声」というイメージで伺ったつもりではあったが、自社でプロダクトを作成して研究及び実験を繰り返していることに、とても感銘を受けた。 ブロックチェーンを利用して社員が独自でシステムを作成することで、社員食堂の購買状況を記録したり、P2P電力取引や電気自動車の充電記録を実施したりと、私の会社よ

          ブロックチェーン調査(その3)

          ワークライフ

          今日、Mountain ViewのGoogle本社で働く日本人の方と食事の機会を頂けた。 この機会を設けた理由としては、残り少ない留学生活をどのように過ごすのが一番自分にとって有意義かと考えた時に、ここSilicon Valleyで働く熱量の高い方と少しでも時間を共有し、思想やマインドを学ばせていただきたいという思いに至ったところ、一番最初に頭に浮かんだのが彼であった。 彼は、Google Japanへの入社当初からGoogle本社への進路を見据え、Google Japa

          ワークライフ

          ブロックチェーン関連調査(その2)

          前回は米国の企業と意見交換を行なったので、今回は日本の企業と行なった。 あたかも計画してたかのような言い振りであるが、btokyoイベントに参加したところ、ありがたいことに先方からお声かけをいただいたという巡り合わせである。 当該企業は日本の企業であるが、米国の会社と提携してブロックチェーン技術を商用レベルまで導くサービスを提供する最先端の企業である。 今回は実際に当企業が手がけるサービスの紹介を初め、私の会社にとってどのようなサービスが親和性が高いかご紹介いただき、ま

          ブロックチェーン関連調査(その2)

          ブロックチェーン関連調査(その1)

          本日、米国にある某電力スタートアップに勤める日本人の方のご厚意で、ミーティングをする機会を得ることができた。 書き留めたい内容としては、先方が取り組んでいる、ブロックチェーンを活用したP2P電力取引の現状や今後についてである。 当企業は、電力取引を行うためのアプリケーションを構築し、それを利用することで顧客と電力会社双方での売買を実現している。 少し詳細にいうと、現行の規則では小売事業者のみに電力の販売権があることから、仲介として小売電気事業者が入るため、BtoBtoC

          ブロックチェーン関連調査(その1)

          Open Innovation in Silicon Valley

          「The SV Start Up 100」が発行している、標題の冊子を読んだので概要を記す。 本紙には、スタートアップと協業する心得や投資家たちからのアドバイス、日本の企業がシリコンバレーのエコシステムに入り込むための心得などが、インタビューなどを通して紹介されていた。 紹介されていた内容で重要度が高いと感じたのは以下の通り。 ⑴目的を明確にする ⑵テイクだけでなくギブを ⑶駐在の3年では短すぎる ⑷経験値の高い者を送り込む ⑸バブルの時に来て、弾けたら帰るでは

          Open Innovation in Silicon Valley

          Pain Point ~Tesla's Innovation~

          先日、スタンフォード大学アジア太平洋研究所のresearch scholar の櫛田健児氏による講演会に参加した。 内容は、破竹の勢いで成長するテスラにおけるイノベーション創出の事例紹介だった。 今回のWebinarで学んだことは以下の三つである。 1. ペインポイントを攻略する 2.顧客第一 3.必要なデータを得るための戦略 まず、「ペインポイントを攻略する」についてだが、ペインポイントとは事業やプロダクトにおける弱点である。 今回は、テスラの電気自動車を例に

          Pain Point ~Tesla's Innovation~

          主体性

          毎週土曜日は、ここで働く社会人の方とサッカーをしている。 先週はある方の粋な計らいもあり、リーグ総当たり戦をしようとなった。 1チーム8人の計4チームで総当たり戦を行い、私のチームは2勝1敗で、最終PKへも連れ込んだ。 最近は少しサッカーを控えていたこともあり、最終戦で足を攣って(cramp)しまったためキッカーは他の人に譲った。 良いキックができないと自分で判断して譲ったのは冷静で良い判断だとは思うが、キッカーを決めるときに積極的に話に参加しなかったのは非常に反省し

          フラット

          10年同じ会社で働いてきて、33年同じ国で生きてきて、凝り固まった頭をフラットにするのは大切だろう。 自分の会社や国の利益、文化、エゴ、そういったものがまとわりついているせいで、本質を見逃してしまわないように。 本当の社会貢献は何か、本当に世界に誇れるものは何か、本当の自分のポリシーは何か。一旦フラットにして考えることで、自分に関わるものをより良い方向へ導くことができるだろう。 ある技術動向を調査するため、とある企業のホームページを拝見した。 10年ほど前に、現在の私

          今週の振り返り

          冬学期が始まり新たな授業を受講している。 今期は技術的な授業に加えて、経営や思想的なことを学びために履修することとした。全10週中3週が経過した現在の進捗を記載する。 今期は4科目履修しており、その中でも興味深い授業が「A.I. and Ethics」、「Entrepreneurship」である。 前者についてはA.I.に関する現在の技術動向をはじめ、今後の人間社会に与えるベネフィットやリスク、そのベネフィットに対する倫理的な活用やリスクに対する対応など、包括的な内容を

          今週の振り返り

          私にとっての読書

          留学に来て、かつコロナ禍となってから、遅くから飲み歩くこともなくなり、比較的夜はゆっくりとした自分の時間を過ごすことができている。就寝前はもっぱら読書をすることとしており、その習慣が定着しているおかげで、未だかつてないほどに読書する時間が増え、今更ながら読書の大切さに気づき、これまで蔑ろにしてきた時間を取り戻すかのように読書に取り組んでいる。 ハウツー本やビジネス本、歴史から最新テクノロジーにまつわる本、哲学書や教育に関する本、難しい本を読めるには読解力の向上がまだまだ必要

          私にとっての読書