アルコール依存症:目指してほしい回復の形とは(本人にも家族にも)
重度アルコール依存症の kiyopi です。
今回は、僕が依存症者にもその家族にも、ここを目指してほしいと願う回復の形を伝えたいと思います。
簡単に言えば、依存症者本人も家族もお酒を恐れない、お酒に振り回されない状態です。
世間一般には当たり前ですが、アルコール依存症の世界ではあり得ないことです。
ここ直近の記事で『考えましょう、自分の答えを出しましょう』という内容の記事を書いてきました。
「何言ってんだコイツ」と思った人もいるでしょう。
「それが分かったら苦労してねーよ」と思った方もいるでしょう。
「それが出来たら断酒できてるよ」と思った方もいるでしょう。
よく考えて自分の答えを出してみた人がいたら、気付くのではないでしょうか?
あり得ないのではなくて、そこを目指していなかったという事に。
断酒に固執してしまうばかりに本当の問題に目が向けられていなかった事に。
依存症者も家族もお酒を恐れず振り回されなくなるために必要なことは何か?
欠けている事は何か?
壊れてしまったものは何か?
分かった事、分からなかった事。
答えが出た事、出なかった事。
それぞれあるでしょう。
それらを、どう解決していったらいいのか?という事もあるでしょう。
ですが、答えは意外に転がっています。
鬱の人が鬱の人の情報を求めるから見つからない。
アルコール依存症者やその家族が、断酒者や家族の情報を求めるから見つからない。
アダルトチルドレンや毒親問題を専門としている人の情報、ヒントはそこに沢山あります。
今回は以上です。
参考にして頂けたら幸いです。
あなたが回復に向かえますように
ご家族様の傷や苦しみが癒えていきますように
最後まで読んで頂きありがとうございました