一貫しない、を前提にすると。
私は子どもの頃から噂話が好きではなくて、とくに「あの人ってこういう人だよ」という他者に対する評価的な話は、軽く受け流すようにしてきた。
それは、その人にとっての、その人だもんね、と思っていたからだ。
実際、他者が話す「その人」は、私と一緒にいるときにはまったくそんな風ではない、ということが多々あった。
また、「あの人ってこういう人だよね?」と同意を求められる時は、ときに悪意が込められているケースもあったりする。「あの人」が友人で、さらに「こういう人」と私が思わなかった場合は