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ガチでギターを弾けるようになる      簡単な方法 Part1

こんにちは、きよです。
(アマチュア)ミュージシャン。(アマチュア)ギタリストです。
でも誰よりも挫折しそうになりながらも35年間、ギター演奏を続けてきました。この経験を元に「まったくの初心者がギターを弾けるようになる」練習法を書いていこうと思います。
最初はどうしても、もどかしいと思います。
または「こんなの簡単だよ!もっと先を教えて!」という方もいると思います。今回の練習法は
「挫折しそう」
「難しそう、または難しく感じる」
「挫折したけどまたやりたい」
人向けとなっています。
昨今YouTubeで「やさしいギターの弾き方」などの動画を見ていると
「えー、これいきなりやらせるの?」と思う動画が数多く見られます。
これだと、確かに挫折するよなー?と思うような・・・
あとは超絶系のギター動画。あれを見たら憧れるけど、100%挫折します。

そんな人が楽しくギターが弾けるような、本当にやさしいギターの弾き方入門となっています。どうぞ、ごゆっくり読んでいって、良かったら実践してみてください。


とにかくAmを弾きましょう!

ギターを初めて弾く方は、何から始めるでしょうか?
弦を張る?チューニング?ピック?

どれも悪くは無いですが、さしあたり目指すのは

Amを鳴らす

これがいいかな?と思います。
今は楽器屋さんでギターを買えば、新しい弦も張ってもらえて、チューニングもしてもらえます。(弦だけは有料かも?)

そこまでお膳立てが揃っていれば、あとは弾くだけです。
ただ、チューニングは狂うこともあるので、一応確認しておきましょう。

各弦のチューニング

細い方から
1弦=E(ミ)
2弦=B(シ)
3弦=G(ソ)
4弦=D(ㇾ)
5弦=A(ラ)
6弦=E(ミ)
です。
最近はクリップ式のチューニングメーターも安い値段で売ってますので、買ってその場で楽器屋さんの店員に使い方を聞くと良いでしょう。
またスマホでギターチューナーのアプリがたくさんあります。これもかなりの精度でチューニングできるのでお勧めです。
(ただし、スタジオのような、周りがざわついてるところではうまく使えないと思われます)

最初の押さえ方=Am(エーマイナー)

押さえ方は下図を参考にして下さい。

上から見た図


正面から見た写真

早速鳴らすのですが・・・

さしあたり『ピックは使いません』
ピックを使うと、持ち方や角度の問題、くるくる回る、どこかへ飛んでいくなど、今の時点ではデメリットが多いので、ここでは親指だけで弾いてみましょう。

親指でボローン

6弦(一番太い弦)から1弦(一番細い弦)に向かって、親指で弦を弾いてみましょう。
さあ、どうでしょう?音は綺麗になりましたか?

上記の「上手く鳴った」方、おめでとうございます!初めて弾いてなかなか上手に鳴らない事の方が多いです。

さて、上記の「上手く鳴らなかった」方は、落ち込むことは全く無いです。むしろ鳴る方が圧倒的に少ないです。
いくつか確認しましょう!

Amが上手く鳴らなかった時の確認事項


◎押さえ方は合っていますか?

案外多いのが、正しい箇所を押さえていない事です。
まず人差し指が2弦1フレットを押さえていますか?ここが違う箇所を押さえていると全ての音がうまく鳴らないです。

◎押さえてるつもりが違う弦を押さえていませんか?
人差し指は2弦、つまり2番目に太い弦を押さえます。これが1弦を押さえていたり、3弦を押さえていたりすると、正しい音にはなりません。

◎中指と薬指がごっちゃになっていませんか?
図の通りに正しく押さえましょう。結構同じ弦を中指と薬指で同時に押してるパターンがあります。

◎指が痛くてそれどころじゃない!
一旦左手を離して、もう一度図を見ましょう。アコースティックギターの弦は硬いので、長く押さえていると初めの頃は指先が痛くなります。
正しい位置を覚えたら、また押さえる練習をしましょう。

再度、Amにチャレンジ!

今度はどうでしょうか?
最初よりは「上手く鳴っている」感じはありましたか?
もしまだ鳴っていない場合は次の確認をしましょう。

ギターを寝かして弾いていませんか?
ギターは基本的に「体の前に向けて」弾く楽器です。ただ、これが練習する時に指の押さえ方を見たいがために、ギターを寝かして弾いている場合が多いです。これになると指が弦まで届きにくくなり、違う箇所を押さえて上手く鳴らない原因になります。なるべくギターは起こして弾きましょう。

◎他の弦に手が触れていませんか?
親指の付け根が1弦に触れていたり、中指が5弦に触れていたりする場合があります。これを解消するには「なるべく押さえる指を立てる」ようにすることです。「押さえるだけでも大変なのに、指を立てるなんて、無理だ!」という場合は、一度に3か所押さえるのではなく、まずは人差し指から1本1本立ててみましょう。で、その1か所(この場合は2弦1フレット)が確実に鳴っているか確認しましょう。その要領で残りの中指、薬指が他の弦に触れていないか確認しながら音を鳴らしてみましょう。

もう一度Amにチャレンジ!

さあ、どうでしょうか?上手く鳴りましたか?
鳴った方、おめでとうございます!最も基本と言われるこのAmをマスターすると他のコードもどんどん弾けるようになります。

鳴らなかった方はまだ落ち込むことはないです。上記までの事を再確認しながら、練習しましょう。あと付け加えますと

弦は全部綺麗に鳴らなくても良い
という事です。最低3本鳴っていれば、コードとしては成り立っています。例えば今回のAmの場合、1弦(何も押さえない)と、人差し指と薬指だけ鳴っていれば十分和音として成り立っています。他の弦にも言えることですが、まずは3本鳴っていることを目標に弾く練習をしてみましょう。

振り返り

いかがだったでしょうか?Amが鳴らせると他のコードもすぐ弾ける・・・かといえばちょっと無理がありますが、圧倒的に弾けるようになる要素があります。それは「指先の痛みがなくなっていく」ことです。おそらく今は指先がとても痛くてもうこれ以上弦を押さえられない・・・状態かもしれません。
ですが、このAmを繰り返し押さえて、まずはボローンと音を鳴らしてみることで、指先がどんどん鍛えられていきます。
指先が鍛えられると、やがて指先の皮が硬くなっていくのがわかります。こういう状態になれば、他のコードを弾く時も「指が痛くて弾けない」という事が限りなく少なくなっていきます。
これがギターを弾いていくための前準備となります!お疲れ様でした!

今後の練習法をより分かりやすく、そしてわかりやすいポイントを別途noteにまとめましたので、そちらも参考にしていただけると幸いです

>>>ガチでギターが弾けるようになる簡単な方法 Part2

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