ガチでギターが弾けるようになる簡単な方法 Part3
前回はコードはAmのみで、一定のテンポで「ポロン」と鳴らす、という練習でした。
今回は２種類のコードを新たに加えてみようと思います。
「Ｅ」というコードを追加します。
このコードは実は前回からやっている「Ａｍ」の指の形を１つ太い方にずらしただけの押さえ方です。
確認のためにＡｍを見てみましょう。
いかがでしょうか？人差し指、中指、薬指の押さえる「かたち」は同じですよね。ただし違うのは、押さえている「場所」です。
「Ｅ」は人差し指が３弦を押さえます。残りの指がそれぞれ５弦、４弦になります。
わかりましたでしょうか？
「Ｄｍ」というコードを追加します。
次に覚えていただきたいのは「Ｄｍ」です。
このコードは今までの「Ａｍ］「Ｅ」と違って、
フレットを３つまたぐ、という点です。つまり指を大きく広げる必要があります。
✖の弦は弾かない、と書きましたがあんまり気にしなくてもいいです。
「あー、その程度の事ね」と頭の隅にでも置いておいてください。
いかがでしょう？指を広げないと押さえられないので、ちょっときついかも知れませんね。
私も初めてこのコードを覚えたときは、指がつりそうになりました。どうしてもきついとか痛いとかあれば、指を広げるストレッチをした方が良いかもしれません。
いずれにしてもこの先３つのフレットをまたぐコードはいくつも出てきますので、この機会に慣れるようにしておきましょう。
動画で「Ｅ」「Ｄｍ」の音の確認をしてみましょう。
いかがでしょうか？
ＥはＡｍと似てるので、違う弦を鳴らしがちです。もし動画のように鳴らなかったら、もう一度図を確認してみましょう。
Ｄｍはとにかく指を大きく広げる事です。
特に中指と薬指の位置がごっちゃになって、同じ弦を２本の指でおさえてしまったりすることもあると思います。これも動画を見て鳴り方を確認してください。
３つのコードを繰り返してみます
さて、ここまでの「Ａｍ］「Ｅ」「Ｄｍ」の３つのコードは押さえて、音が鳴るようになったでしょうか？
これが出来るようになると、「指先のスタミナ」がそろそろ鍛えられてきて、それほど指先は痛くならなくなってきます。
私はあまりの痛さに「軍手をはめて」みたり、ギターの部品をやすりで削ったり、カポタストを付けて弦高（弦と指板＝ネックの押さえる表面との高さ）を下げみたりと色々工夫してみたのですが、結局一番なのは
「簡単なコードを繰り返し弾いて、指先を鍛える」事でした。
鍛えると言ってもそんなに気合いを入れなくとも、楽しくギターを弾いているうちに指が馴染んでくると思います。
ここまでで「もう挫折しそうだ！」という方は、
「ガチでギターが弾けるようになる簡単な方法 Part1」
をもう一度見て頂いて、どこでキツくなったのかを再確認してみてください。
３つのコードを連続して弾いてみましょう
ここからが今回の本番です。
「Ａｍ」
「Ｄｍ」
「Ｅ」
また「Ａｍ」
･･･
と、３つのコードを順に弾いていきます。
動画を見て確認しましょう。
いかがでしょうか？
テンポは前回までと同じ
「1、2、3、4」の「1」だけを鳴らします。
最初は動画のように、かなりゆっくりで大丈夫です。
なぜなら、最初はいきなりパッと指が全ての弦を正確に押さえる事が難しいからです。
「えーっと、人差し指、中指、薬指・・・」と探しながら押さえる事になっているかもしれませんが、これは慣れなので、はじめは指一本ずつでも気にせずにやってみましょう。必ず慣れますので安心してください。
それでも難しい場合の練習法は？
３つのコードを順に繰り返すなんて、まだ難しい！
という方は、
「Ａｍ」→「Ｅ」だけとか
「Ｄｍ」→「Ａｍ」だけとか
２つのコードだけを繰り返してみるのがお勧めです。
私も最初は３つのコードを弾くことが出来なくて、２つのコードを繰り返して練習しているうちに、３つのコードが弾けるようになりました。
やっているうちに「苦手な部分」が見えてくると思います。そこを重点的にやってみると、後々の役に立つと思います。
動画でも確認してみましょう。
いかがでしょうか？これで少しでも指と頭の体操になると思います。これらがマスターできたら、３つのコードを順番に弾けることも難しくはなくなるでしょう。
振り返り
今回は３つのコードを弾くという事を実践してみました。
何度も繰り返しになりますが、最初はとにかく
「ゆっくり」
弾きましょう。その方が結果的に
◎確実に
◎挫折することなく
◎楽しく
弾けるようになります。
次回からは「小指」を使ったコードを弾いてみたいと思います。
初めて使う小指は、まだ弦に触れてすらいなくて、痛みも相当出るかもしれません。
ただ、やること自体はさほど難しくはありません。ここまで練習できた方なら確実に弾けるようになるでしょう。
次回のポイントについても別途noteにまとめましたので、そちらも参考にしていただけますと幸いです。
目次：
Ｃを覚えましょう、メジャーキーの超基本！
Ｇにトライ！初めて「小指」を使います！
Ｐａｒｔ2で覚えたコードとの組み合わせ！
では今回もお疲れ様でした！
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