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おばあちゃんは魔性の女【Part2】怒りのアフガン
祖母はとても社交的で、誰とでも友達になります。
うちに来ていた庭師のハタさん(仮名。祖父母と同年代)とも仲が良く、
いつも庭作業の合間に茶菓子を出し、縁側でお喋りをしていました。
それに嫉妬していた祖父がある日、ハタさんがやって来るなり、
「おい、お前の好きなハタさんが来たぞ」
と祖母に言いました。祖母は黙っていましたが、祖父が部屋に入るなり、小声で言いました。
「ッチ!!このクソジジイ!」
え? おばあちゃん、今、なんて??
よほど腹が立ったのか、大分口汚く罵りました。しかし、祖父に聞こえないようにするのが明治の女性。ジャックバウアーばりのDamn it!
年を重ねても嫉妬する祖父がカワイイと思いましたが、
祖母的にはバカげている上にキモかったのかもしれません。笑
おばあちゃんになっても嫉妬されるなんて羨ましいですけどね。
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