オンライン葬儀!
ホームページ制作を主力事業にしている支援先が葬儀社と提携してオンライン葬儀事業を新たな取り組みとして展開する計画である。「小規模事業者持続化補助金低感染リスク型」にも採択され、その補助金をうまく活用し、更なる成長発展を目指している。
オンライン葬儀は、遠く離れた場所にいる家族や親戚、故人と親しかった方に、パソコンやスマホからリモートで参列していただくサービス。カメラなどを会館式場に設置し、葬儀模様を撮影中継し、動画をライブ配信。コロナ禍で移動の制限がある中、オンラインで参列して最期のお別れができる場である。
ライブ配信市場が広がりを見せている中、5Gの本格的な普及もあり「ライブ配信市場」が注目を浴びており、そういった環境の変化が昔ながらの価値観や慣習を大きく変えている。
葬儀市場の市場規模は約2兆円であり、今後の予測として2040 年まで、死亡人口が増加傾向なので、市場規模は連動して拡大しそうである。
「葬儀には足を運ぶもの」と思っている人に対して、新しい葬儀のあり方をライブ配信し、高齢者などの移動の負担の軽減をアピールする。遠方に出張・転勤中であったり、または入院中や身体が不自由で移動が困難な場合など、やむを得ない理由で会場に出向けない人々もけっこうおられる。特に海外にいる場合は、金銭面の負担はもちろん時間的に参列できないことが多くある。 インターネットでのライブ配信は、このように葬儀に参列したくてもできない人のための画期的なサービスだと思う。 葬儀は、故人にゆかりのある親族・知人がみんなで送り出す儀式である。1人でも多くの人に故人を偲び、送り出して もらえるライブ配信は理にかなったサービスで今後も増えることが期待される。エンディング動画やいずれはお香典もオンラインで決済できるように計画中である。
コロナが収束しつつある今、人々の行動制限が緩和されており、第6波を懸念しながらも動きが活発になっているが、今後どうなるだろうか。何とか成功できるように支援したいと思う。