ジャニオタから学ぶ「ストーリー」の力
同居している姪っ子がジャニオタです。
毎日の会話の中でジャニオタとジャニーズについて日々勉強中の51歳です。
そこで今日はジャニオタとジャニーズのグループ「NEWS」から
姪を通して、私が日々学んでいることを考えまとめてみたいと思います。
ジャニーズは私たちが支えている
まず最初に驚いたのが、ジャニオタさん達の自分の推し=自担(注)への距離感。近い、ものすごく近いんです。
ずっと昔のアイドルとは全く感覚が違うんです。
「遠くでキラキラ輝く手の届かない星」ではないんです。
私たちが育てている。
私たちが支えている。
最初は「今時の子達は昔とは感覚が違うんだな」ぐらいに思っていました。だけど、実はそう思わせることこそがジャニーズの狙いなんですね。
それに気付いてからは、姪のジャニーズ話には深く食らいついています。
ここに私の生きるヒントがある。
ジャニーズは「ストーリー」を売っているんだ。
(注)推し・自担という言葉については、とても深い世界が広がっているようですが、ここでは「自分が一番好きなメンバー」と言う一般的な意味で使っています。(ジャニオタさんへのエクスキューズ)
ジャニーズの売り方(例:CD・DVD)
あえてCD・DVD(モノ)で売る。
配信サービスは使わない。
そして一度の発売で何通りものバージョンを展開。
・ジャケット写真が違う
・ブックレットが違う
・DVDの場合メインに映るメンバーが違う
・ついてくるグッズが違う
中身はほぼ一緒なんですよ。
でもジャニオタの皆さんは、分かってて全部買うんです。
だって「私たちが支えている」から。
ジャニーズの売り方(ストーリー)
一つ一つのコンサートツアーには、前回のコンサートツアーから引き継がれる物語がある。そして、コンサートの終わりには次のツアーにつながる伏線を潜ませる。ジャニオタの皆さんは、それを読み取ることに喜びを感じるのです。
そしてジャニオタの皆さんはその伏線を読み取り、次のツアーまでの間にSNSで次の「ストーリー」を想像して話し合い、盛り上がるのです。
NEWSからは何のアクションもない間も、ジャニオタさん達の想像をかき立て楽しませる…すごい技です。
まとめ
夜、姪っ子が仕事から帰ってきてからのジャニオタ談議は有益情報の宝庫です。私がこれからどう生き残っていくかのアイディアに溢れています。
だから、毎日熱心にジャニオタについてジャニーズについて聞き出すのです。
今回の学びのまとめは【人はストーリーで動く】です。
「ストーリー」を感じないところに心は動かず、行動もない。
「ストーリー」で共感や応援したい気持ちを感じてもらわなければならないのです。
姪を見ていると「ストーリー」のもつ力の強さを肌で感じます。
そして改めて思うのです。
ネットの中で仕事をする人間の「ストーリー」の大切さを。
自分だけの「ストーリー」を持つことの強さを。
私も「私のストーリー」を作り出さねば。
「ストーリー」と言っても大袈裟なものではなく
【ライター|ささやきよみ】にまつわるイメージ的なものとでも言いますか…。
それは、私が日々発信していくもので作られると思うのです。
選ぶ言葉の一つ一つが私の「ストーリー」を作る。
私が発信するものに触れた人が抱くイメージ=私の「ストーリー」
もちろん何らかの「文章を書くこと」が仕事なのですが、「ストーリー」を通して私を知ってもらい、選んでもらい、対価を頂く。
これがネットの中で生き残る方法なのだな、と思うのです。