敬天愛人 第4号

なぜ知覧か 知覧茶 三角兵舎  (令和2年11月20日)

なぜ知覧か
 知覧は標高が高いが平地で見晴らしが良い。気流が安定せず上空から降りづらい。離陸する場合は良風となって味方する。しかも森が多く兵舎や施設を見つけずらい。また、隊員と外部との連絡は一切出来ないよう監視されていました。すべての私信は検閲され遺書一通のみ許されていました。しかもその内容は、特攻について書けず、女々しいことも戦いについての意見も書けません。もしも逃げようとしても鹿児島からは遠くほぼ不可能な場所でもありました。
 しかし実はアメリカ軍はその実態を把握していたと言われています。
知覧茶
実は日本一の茶の産地。至る所で土産物として売っています。見渡す限りの茶畑に扇風機が回り続けていてなんてのどかなのだろうと思います。知覧特攻記念館のすぐ隣で全九州高校女子ソフトボール大会が行われていて、明るい歓声に包まれ平和を実感しました。
三角兵舎
特攻隊員が命の最後を過ごした兵舎。見つからないように森の中に竪穴住居のように掘り、大人二人が縦に並んでギリギリの狭さの上、ジメジメとして多くの虫、シラミに襲われるところで三、四日過ごす。16才から23才ほどの全国からの若者が遺書を書いたり歌を歌ったり、酒を飲んでわずかな命の灯火をともした。今は復元されているが、本物はすでになく場所だけが残っている。
食事挨拶
 天地の恵みと多くの人たちの働きに感謝して命のもとを慎んでいただきます。(いただきました)
人との出逢い
人は会うべき人に必ず早くもなく遅くもなく出逢う。その出逢いは、利害関係のない楽しい仲間、学ばせてくれる、成長させてくれる、本質を見てくれる仲間とどれだけで会うかで人生の豊かさが決まります。
100才まで働く
 雇われずに自分の力を発揮する。

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