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ゼロから始めるチームビルディング



インフラチームの皆様

はじめに

こんにちは、HIKKYインフラチームリーダーのきよまるです!
HIKKYのアドベントカレンダーの初日担当として記事を書くことにしました。

さて、アドベントカレンダーとして技術ブログ的にインフラ構築やインフラ運用についての工夫点などを書くことも考えましたが、そのネタは会社でやっているVketMagazineにすることにして、私だけが書ける記事としてHIKKYに入社してから約一年半でインフラチームをゼロから立ち上げてチーム運営を軌道にのせるまでの内容を書くことにしました。

※VketMagazineはこちら

今回の記事では下記の読者を対象としています。

  • 会社でチーム立ち上げをすることになったけど何すればいいのかわからない

  • 会社でチームリーダー(マネージャ)になってチームを運営することになったけどどうしたらいいかわからない

今回の内容に再現性があるかはわかりませんが、どのようなときにどう考え、どのような行動をしたのかは参考になるかなと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

では改めて自己紹介になりますが、きよまると申します。

前職では某ホスティングサービスを行っている企業にてインフラエンジニア(サーバエンジニア)としてシステム運用や構築を担当していました。
HIKKY入社時はバックエンドエンジニアとして入社しましたが、バックエンド開発も経験しつつ、得意分野を活かしてインフラ運用の整備や体制づくりに注力して参りました。

きよまるの名刺

また採用イベントへの登壇など社内外問わず自分にやれることをやっている人になります。

※おきゅたんbotさんのYoutubeより

チームビルディングを進めた背景

まず、2022年4月に入社して真っ先に思ったことは

サービス、システム運用という考え方が社内に浸透していない

でした。

構築したサイト(サービス)の一覧もない、監視も入っていたり入ってなかったりして稼働状況もわからない、インフラを見てくださっているエンジニアもいましたが、あくまで兼任で開発の傍ら属人的に対応している状況でした。

事業の急激な拡大に伴いどんどん作って突っ走る状態だったのもあり、どうしても運用整備というところまでは人員の関係もあり手が回っていない状態でした。

そのため、まずは自分の方でインフラタスクを巻き取ってインフラ担当して整備しないとこの先の事業拡大に耐えきれないと判断し、入社して2週目くらいからインフラの対応窓口の一本化をすることにしました。

インフラチームが立ち上がるまで

ここからは実際にやったことを書いていきます。

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