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第66回グラミー賞。反省文。

第66回グラミー賞。
主要6部門の結果は以下の通りでした。

☆Record Of The Year
「Flowers」Miley Cyrus

☆Album Of The Year
『Midnights』 Taylor Swift

☆Song Of The Year
「What Was I Made For?」Billie Eilish

☆Best New Artist
Victoria Monét

☆Producer Of The Year, Non-Classical
Jack Antonoff

☆Songwriter of the Year, Non-Classical
Theron Thomas

今回の予想は、3勝3敗。これまでの4部門でみると2勝2敗。半分当たれば御の字です(笑)。とはいえ、反省は大事です。

まず、Record Of The Yearの、Miley Cyrus「Flowers」。強豪揃いのBest Pop Solo Performanceを取ったときに、おわ! と思ったのですが、Record Of The Yearも獲得してお見事でした。そして、めっちゃ反省しました。

彼女のキャリア史上初の全米ビルボード・チャート初登場1位を記録。6週連続1位を獲得。音楽ストリーミングでは11億6000万回を記録。文句なしに2023年を代表する曲なんですが、大ヒットしたからといって獲れるわけではないのが、グラミー賞。ということから、予想からは外したのですが、きましたね。これは反省です。大反省です。

Miley Cyrusは今回のBest Pop Solo Performanceでグラミー賞初受賞。さらに主要部門のRecord Of The Yearを受賞。本当におめでとうございます。授賞式のパフォーマンスが思わず「かっけー!」と声を出してしまったくらいかっこよかったです。彼女が憧れとして挙げていたティナー・ターナーやホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオンを彷彿させるような貫禄のあるステージでした。 

ちなみに彼女は「The Happy Hippie Foundation」を立ち上げて、素晴らしい活動をしています。この活動は追っていたのに、音楽については見方が甘かったです。アルバム『Endless Summer Vacation』を聴いて、大反省します。

Best New ArtistのVictoria Monét。彼女はAriana Grande「Be Alight」や「Thank U, Next」などを手掛けるなど、多くのアーティストからリスペクトされていて、これはくるか? と頭をかすめたのですが、キャリアのある人だったので、Beat New Artsitの予想からは外したら、きた。というわけで、2023年にアルバム『Jaguar II』をリリースして、表舞台で実力が正当に評価された結果だと思います。

ちなみにこの『Jaguar II』を聴いたときに、ものすごく音が良くてびっくりしたのですが、グラミー賞で、Best Engineered Album, Non-Classicalを受賞。大納得です。

Songwriter of the Year, Non-Classicalを獲得した、Theron Thomas。新たに主要部門に入ってきたプロデューサーとソングライターの賞なんですが、主要部門はR&B、HIP HOPに厳しい印象があって、難しいかな? と思ったのですが、獲れた。ということで、これは来年以降の予想に活かしたいと思います。

今年のグラミー賞は、受賞者もプレゼンターも女性アーティストが多く、boygeniusが、Best Rock Performance、Best Rock Song、Best Alternative Music Albumの3部門を獲得したり、Best Rock Albumは、Paramore『This Is Why』が受賞と、ロックの世界も女性が圧勝。おおおおお! と嬉しくなる結果でした。

そして、 Taylor Swift は『Midnights』で、Album Of The Yearを獲得して、グラミー賞史上初のアルバム賞での4回目の受賞。そんなすごい偉業を成し遂げた直後、明後日となる2月7日にはTHE ERA TOURSの東京ドーム公演での初日。そのチケットが当たってライブに行けることに、心臓がバクバクしています。どんなライブなのか、しっかり観て参ります。


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