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【沖縄】沖縄のお盆【カルチャー】

本日は「ナカヌヒー」です。

こんにちは。キヨリンドです。
普段ハイプなエクストリーム系中学生達もお盆中は海に入らないらしいので私も入りませんでした笑。
「アーユルヴェーダを日常に取り入れ自然界と調和する」試みをしております。ご興味ございましたらこちらもどうぞよろしくお願い致します。

昨日から始まりました沖縄のお盆。本日は「ナカヌヒー」です。(真ん中の日という意味だと思います。)
お供えをしたり家族みんなで拝んだりと、実際に体感した経験はございませんが、本日はネット情報を駆使して「沖縄のお盆」について書きたいと思います!レッツゴー!

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◆そもそもお盆って何をする日?

お盆(おぼん)は、日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る一連の行事。日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事である。
(中略)
盆の明確な起源は分かっていない。1年に2度、初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があった(1年が前半年と後半年の2年になっていた名残との説がある)が、初春のものが祖霊の年神として神格を強調されて正月の祭となり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったと言われている。日本では8世紀頃には、夏に祖先供養を行う風習が確立されたと考えられている。
引用:ウィキペディア「お盆」より

とのことです。メキシコの「死者の日」も、お盆みたいなものなのですね。

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◆沖縄では旧暦で行事を行う

地球が太陽のまわりを一周する時間の長さを一年とするのが太陽暦
月が新月から次の新月になるまでを一か月とするのが太陰暦
この二つを合わせた太陰太陽暦=旧暦

今まで何度も改暦が行われており、現在は太陽暦が使われているので太陽暦が新暦ということになり、その1つ前に使われていた暦である太陰太陽暦が旧暦ということになるそうな。ふむ、とても勉強になった。
そして沖縄での行事にはこの旧暦がよく用いられます。お盆もその1つ。

◆ウンケー、ナカヌヒー、ウークイ

2021年のお盆は8月20日㈮~8月22日㈰の3日間。

ウンケー→ご先祖のお迎え
ナカヌヒー→中の日
ウークイ→ご先祖のお送り

と、呼ばれるそうです。
沖縄でのお盆と言えば、全ての親族が集まりとても盛大に行われる行事とのことです。

◆沖縄お盆のお供え物

沖縄のお盆のお供え物には、本州出身のキヨリンドには見慣れないものが沢山ございました。なんだろう、お盆近くになるとスーパーに並ぶこれらはどのように使うのだろう、、、?と思っておりました。
そんな時、お供え物の由来をDee Okinawaさんが記事にしてくださっているのを発見致しました。

とても面白い。
では、沖縄のお盆独特のお供え物を書いていきたいと思います。

【ツール類】
ウージ(サトウキビ。長いもの)&チトゥ(同じくサトウキビ。短いもの)
短いものはあの世へ帰るときのお土産に、長いものはこの世へ来る時の杖の役割とお土産をもって帰るときにお土産をぶら下げる役割
ガンシナー
クバや月桃の葉などで作る鍋敷きで、元々頭に物を乗せて運ぶために使った道具とのことで、ガン=髪、シナー=品、が名前の由来。あの世にお土産を持って帰るときに使う
ウークイカーサ(クワズイモの葉)
あの世にお土産を持って帰るときに包む
葉ショウガ
邪気払い、悪いものから食べ物を守る役割(お供え物の?)初日のみという説あり
ソーローメーシー(精霊箸、メドハギという草)
葉の部分は裸足で帰ってきたご先祖様が足を洗うのに使い、枝の部分はお供え物を食べるときの箸として使う
ウチカビ(打ち紙)
あの世のお金。ウークイの日に燃やしてあの世に送金する
参考文献:Dee Okinawa,沖縄県メモリアル整備協会

とても興味深い!
私が本州で居住したことがあるのは東京都&神奈川ですが、どちらもお盆ではご先祖様はキュウリやナスで作られた「精霊馬」に乗ってあの世とこの世を行き来する設定(笑)でしたが、沖縄のご先祖様は徒歩で行き来するのですね。

【食べ物類】
ウンケージューシー
お迎えの日にお供えする沖縄風炊き込みご飯
ウサチ
ウンケーの日にお供えする酢の物。中身は各家庭によりけり
ダーグ(団子)
ご先祖様へのおやつ
中身汁
豚の内臓を使った汁物
ウサンミ(御三味)
田芋やこんにゃく、かまぼこ、魚天ぷらなどが入った重箱料理。ウークイの日に出される
参考文献:Dee Okinawa,沖縄県メモリアル整備協会

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↑これはやぎ汁のイラストですが、、、

◆これこれ、これ忘れたらアカンやつ

沖縄でお盆と言えば「道ジュネ―」、そう、エイサーです。
(エイサーについて来た記事は→こちら

元々、沖縄の芸能は祭祀と密接な関係をもつ。これもその一つである。沖縄のお盆は、旧暦 の7月13日~15日の3日間にかけて行われる。13日をあの世から祖先をお迎えする日として「ウンケー」、お盆の中日の14日を「ナカヌヒ」、15日をお盆にいらしたご先祖様をお送りする日として「ウークイ」と呼んでいる。お盆最終日に先祖供養のために集落の通りを列をなし、練り歩くことを「道ジュネー」と言う。村での奉納芸能を行う前に、村の御嶽や拝所の神々に顔見世をすることが目的である。
引用:ウィキペディア「道ジュネー」より

どんな感じかと申しますと、

「道ジュネー」の「ジュネ」は、沖縄の古語の「巡る、連なる」の意に由来するのではないかと考えられている。ジュネ(巡回)するという由来に基づき、先祖供養を目的とした芸能や祭りで集落を練り歩く「道ジュネー」が行われている。シママーイ (シマ=地域、マーイ=回り)ともいう
(中略)
現在では、練り歩かずに仮設舞台の上を一巡して済ませる場合もある。また、旧盆中であれば昼夜を問わずに行われることや、お盆の迎え(ウンケー)から数夜連続で行われることもある。
引用:ウィキペディア「道ジュネー」より

とのことです。引用ばかりですみません、、、
私は2020年8月から国頭村におりますが、2020年と今年2021年、どちらも道ジュネーを見ることがかなっておりません、、、
そんな中、国頭村青年団協議会はせめて雰囲気だけでも、という思いからエイサー音楽を流しながら各集落を車で回ってくれるそうです!

来年こそはリアル画像がお届けできますように。

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◆まとめ

「お盆」。
正直なところ、精霊馬を作った記憶は5歳が最後です、、、
母方の祖父母の家で作った記憶があります。
それから今日まで、お盆をあまり身近に感じたことがありませんでしたが、
沖縄に引っ越してからお盆の盛り上がりを肌で感じ、

あなたがいるから私がいる。ご先祖様有難う。

と、日々感謝していこうと思いました。

最後までお読みくださりありがとうございました。

あなたあってのキヨリンドでございます。

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