ひとにバカにされてしまうあなたに読んでほしい本『すべて忘れてしまうから』
わたしはひとにバカにされるのがとても苦手です。
自信がないせいか、見下されることがおおいです。
心がキュッと痛くなるし、自分がなさけなくなります。
そんなわたしは
この本を読んでから、以前よりちょっとだけ前を向けるようになった気がしています。
もともとテレビの裏方の仕事をしていて、通勤中ひまつぶしでやっていたTwitterが人気となり小説家になった『燃え殻』さんのエッセイ。
ひとに軽く見られたり、バカにされたりしてしまう燃え殻さん。
ちょっとヘンテコで、不器用なところがあります。
そして、燃え殻さんのまわりのひともヘンテコな人がたくさんいます。
上手に生きられなくて苦しくて、でもなんとか生きているひと。
ふつうに生きることができないひと。
けっきょく死んでしまうひと。
そういうひとを否定しないで、いっしょに生きている燃え殻さん。
ダメなひと、弱いひと、できないひと、そう言われながらも日々のちょっとしたことに感動したり、うれしくなったりしながら生きています。
そのすがたがなんだか可愛らしくてやさしくて、ほっとしちゃうのです。
ダメダメでも、うまくできなくても、大丈夫。
そんなひとにも魅力があってだれかの支えになっているはず。
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