「いつでも、どこでも」得たい情報にアクセスできるこの時代に、リアルタイムのセミナーに参加する意義とは?
【考えることになったきっかけ】
夏季休暇2日目である昨日、とあるウェブセミナーに参加しました。
普段より「bellface」というオンライン営業システムのセールスを生業にしていることもあり、
参加したのは「SaaSのリアル営業」というテーマのウェブセミナーです。
このようなセミナーは、
自分の業務と被る平日に開催されていることが多いため、
参加したいものの、リアルタイムでは参加できず、
以下のような方法で情報を得ることがほとんどでした。
・参加者がTwitterでセミナーのハッシュタグを付けて発信するTweet
・参加者がセミナーの内容をまとめたnoteの記事
・主催者がセミナー後にアップした動画 (主催者・登壇者の方には申し訳ないなあと思いつつ、倍速で確認したり、重要そうな場面だけを流し見したり…)
このように、
仮にリアルタイムで参加できなくとも、工夫して調べることで、
「なんなら、より効率的に要点だけを掴めるから、わざわざ参加しなくともよいかあ」と感じることもあります。
ただし、昨日のセミナーに参加したことで、
「リアルタイム」でのセミナーに参加する意義・効果を強く感じることができました。
(当然、昨日のモデレーターの方や登壇者の方のファシリテーション、発表の内容が素晴らしかったことが要因というのもあります)
この記事では上記に至った理由を自分なりに整理してみます。
【「リアルタイム」でのセミナーに参加する意義とは?】
結論から申し上げると、
セミナーを通して得た内容を
「より早く・明確に自分ごと化し、アクションプランに落とし込むことができる」
ことであると思います。
実際に昨日のセミナーにおいても、
セミナー終了の15分後には内容を議事録にまとめ、
自分のアクションプランにまで落とし込むことができました。
なぜこれができたのかを紐解くと、
単純に耳を傾ける集中力が高まるというのもありますが、
一番大きいのは「質疑応答タイムに向けて、得たい回答を得るために質問を準備する」からである
と思います。
尚、昨日のセミナーにおいては「slido」という機能を活用し、
登壇者へ質問したい内容をリアルタイムでアップし、回答してくれたり、
最後の質疑応答の時間を活用し、時間が許す限り回答してくれました。
ちなみに、これは私見ですが、
セミナーで一番有意義な場面は質疑応答であると感じています。
これは、元々回答の準備をしていない質問こそ、登壇者が一番大切にしている・こだわりをもっている考え・想いを知ることができる、
という考えからです。
(誤解のないように補足すると、事前に準備し、プレゼンしてくださる内容も非常に有意義な内容で、ありがたいことです)
【インプットから自分ごと化・アクションプランまでのフロー】
前田裕二さんの著書『メモの魔力』の内容を引用し、加筆した図をもとに整理してみます。
1.登壇者が話す内容(=事実)をインプット。(登壇者がすでに抽象化し、話すこともある)
2.転用(自分ごと化)するまでのフローで、登壇者から聞いた内容をうまく抽象化・転用に落とし込めない際に、「質問」が生まれる。
3.質問に対しての回答をもとに、明確な転用まで導くことができる。
つまり、
「インプットをしながら、自分ごと化・アクションプランまで落とし込もうとし、落とし込めないのならば、登壇者へ質問し回答を得る」
までのフローをセミナー中にスピード感をもって行なうことで、
「より早く・明確に自分ごと化し、アクションプランに落とし込むこと」につながっているのだ、と考えます。
昨日のセミナー・今回の振り返りを通して、
時には業務時間中にでも時間を作り、リアルタイムのセミナーに参加することで、
考え・戦略の整理・振り返り・再計画につながり、結果的に高い成果に繋がるのでは、と感じました。
【昨日のセミナーの補足】
■モデレーター
One Capital株式会社 浅田 慎二様
■登壇者
株式会社セールスフォース・ドットコム
田中 淳也様 、佐藤 亮様
普段よりTwitterやnoteを通じて、SaaS営業やエンタープライズ営業について、
非常に有意義な情報を発信されています!
【ちょこっと宣伝】
私の勤めているベルフェイス株式会社では、
リアルタイムのセミナー、オンデマンド配信にて、
主にオンライン商談・インサイドセールスに関してのセミナーを日々開催しております!
テーマを一部抜粋
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お読みいただきありがとうございました。