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「この世の中に、善悪は無い」 ただ、あなたがそう感じているだけ

人間には「良い」「悪い」を
決めたがる、という、
考え方の「癖」があります。
絶対的な意味での、
良い、悪いなんて
実は、錯覚であり、
この世にはそんなものはありません。

僕は40代前半の頃、
長く連れ添った、
ひとつ年下の家内を、
癌で亡くした経験があります。
同時に、処事情で、
当時、経営していた会社を
休眠させました。
子供もなく、
その時は、人生で、
これ以上最悪な展開など、
思い付かないくらい、どん底で、
本気で、世界一番不幸なのは
僕だ、と思い、ひとりで、
とことんまで落ち込みました。

しかし、その後、月日が経って、
幸いにも「精神的な気付き」があり、
肥満からも脱出して、
お陰様で、
10歳若い女性と再婚して、
前回は、授からなかった
3人の子宝にも恵まれました。

体験談

今、冷静になって考えると、
前妻との、
あの別れが無かったら、
次の出会いは無かったし、
当然3人の子供は
この世には存在していなわけです。昔の僕に起きた事は、
ある意味では、悪い事でもあり、
良い事でもあったかもしれません。

もし、あなたが、
朝の出がけに、
玄関で靴の紐が「ぶちっ」と
切れたとします。
大きなため息をひとつ、
ついた後、仕方がないので、
靴を履き替えて、
出かけましたが、
今日は、朝から縁起が悪い。
きっと、これは、
何かの前兆だ。
今日は、特に注意して、
一日を過ごそう。
帰りは、どこにも寄らずに、
交通事故に注意して、
まっすぐ家に帰ろう。と、
考える人と、

一方は、
「びっくりしたー」でも、
朝の出がけに切れてくれて
ほんとに助かった。
出先で切れていたら、
もっと大事になってたね。
今切れてくれるなんて、
ほんと、ついてたね。
今日はいい日だから、
きっと、いい事があるかも。
そうだ、
気分が乗ってるから、
前から気になっていた
あの娘を、今日こそ、
お茶に誘ってみよう。

この両者に、これから
起る結果はどうでしょう
良いか悪いかは
僕には、分かりませんが、
ただ言える事は、
後者の方がずっと楽しそうです。

こうして、思い方ひとつで
人生の内容が大きく
変わる可能性があるのです。

勘違いしてほしくないのは、
僕はべつに、
「プラス思考をしなさい」と、
推奨しているわけではありません。

あえて、その場で、
「プラス」「マイナス」や
「正しい」「正しくない」を、
すぐにジャッジしないで、
考え方や行動を、
直感的に、
「楽しい方」を、選ぶだけで、
「起こる結果が楽しくなる」と
言っているのです。

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ヒロ 月島
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