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「100匹目のサル現象」とは 右脳的な「感覚の時代」は すでに始まっている

和歌山県に幸島という
小さな無人島があります。

ここには、
100匹以上のサルの
集団が居て、サル研究の、
大切な拠点になっています。

人が餌付けしていて、
サツマイモを、与えています。
サルは、泥や砂で汚れたイモを、
川の水で洗って
食べていたのですが、
ある年、川の水が干上がったので、
一匹の若いサルが海で洗って
食べ始めました。

すると、綺麗になった上、
塩水で味が良くなる事に
気付きました。
やがて、家族のサルもまねて、
同じ事をするようになりました。

研究者は、興味を持って
そのサル達の数をカウント
し始めました。

最初は、ほんの数匹でしたが、
だんだん多くのサルが、
イモを海で洗うようになりました。

そして数か月後には、
同じ行動を取るサルが約100匹を
超えたのです。

すると、不思議な事が起きました。
この頃から、全国の海に近い場所の、
サルの多くが、同時多発的に
同じ行動をし始めたのです。

サルには連絡網もなく
誰かが教えたわけではないのに、
何百キロも離れた場所まで
それが伝播していったのです。

この現象は、
当時「100匹目のサル現象」と呼ばれ
日本だけでなく
世界中で有名になり、
書籍が出版されたりしたので
ご存じの方も多いでしょう。

人間界でも、科学的重要な、
発明、発見が、世界の数か所で、
同時に発案、される
事例があります。

脳の部分で、
左脳は個人の記憶、理論を
司っていて、
右脳は、松果体と合わせて、
本能的な部分と、自分以外の者と、
言葉以外の何かの通信をする
役目がある器官ではないかと
ある研究者は、話します。

僕自身も、昔は極端な
左脳型人間でした。

「真理は、何処かの本の中に有る」と
強く信じていて、
活字中毒になり、
本を、毎月50冊は
読む生活を何年も
していました。

最後は、蔵書の置き場所に困って、
自宅の庭にプレハブ事務所を立てて、
書庫として保管したのですが
重みで、リアルに、床が抜けた事が
ありました。

しかし、ある日、
僕に起きた神秘体験の後、

本の知識の中で真理は
探せない事に気が付いて

ほとんどの本を処分しました。

数回に分け、軽トラックを借りて、
古本屋に持って行きましたが、
その時、数えたら
3000冊以上ありました。
古本屋さんに
「どこかの図書館ですか?」
と真剣に言われました。

途中処分した分も、
入れると、おそらく
実際に読んだ書籍は、
5000冊は超えていたと
思います。

お恥ずかしい事に
昔は知識を詰め込んで
物知り顔でしたが、
当時は、確かに、
多くの知識がある人が、
重宝されたのです。

今は、僕の勉強した知識は、
ほとんど役に立ちません。
携帯端末の検索には、
すでに、どんな物知りでも、
かなわないのです。

現在は、資料を当たる以外は、
本はあまり読みません。

このように、
昔の僕は、絵にかいたような、
左脳型人間でしたが、
今では、完全に、
感覚や感性、ひらめき重視の
右脳型人間に、
変わってしまいました。

皆さんも、これからも
自分の感覚を信じて、
楽しい人生を送って下さい。

すでに、感性や感覚の時代が。
到来しています。

読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。

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ヒロ 月島
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