ハーレーダビッドソンのある人生 人が本当に欲しい物は何?
アメリカに
Harley-Davidsonという
有名バイクメーカーが
あります。
僕はハーレーを所有した事は
ありませんが、
ハーレーのCMはとても
気に入っています。
そのCMは他のメーカーと
少し違います。
ホンダやカワサキのように、
バイク自体の性能や
品質の良さを列記して
いないのです。
「何も縛られず、充実した時間を
楽しむための存在。
個人が持つ自由への夢。
自由をすべての人へ」
これがハーレー社の
のコンセプトです。
「このバイクを買えば
こんな充実した時間を
過ごせます。
大きな自由への旅が
手に入ります」
つまり、買った人は
バイクという物質よりも
何者にも捕らわれない
自由という体験を、
ハーレーに乗る事で
味わいたいために、
大金を出して
手に入れるのです。
ブランドバックや高級車も
実は同じです。本質は、
その物が欲しいのではなく
それを手に入れた時に
感じる高揚感、優越性、
幸福感が欲しいのです。
幸福感の正体は
脳内で出るドーパミンという
わずかな、ホルモン物質です。
何のことはなく
大きな幸せとは
ドーパミンが多量に
放出される時に感じる
高揚感、至福感、
ワクワク感なのです。
人は、わずか数mgの
脳の分泌物の為に
時には何十億円もの大金を
使うのです。
それなら、
物質を介在しなくても
ドーパミンさえ、
脳に満たされたら、
人間は満足感や幸福感を
得られるはずです。
薬物に頼っては困りますが、
ドーパミンを多く出す
お金もかからない
簡単な方法があります。
それは、
「解釈」を変えて、
「感謝」の対象を見つけて、
「気付き」を得る事です。
解釈を変えると
嫌いで許せなかった人が
良い人に見えてきます
兵庫の知事の事件も
良い事例でした。
日々の生活の中で
当たり前だと思っていた
事が、実は有難い事、
つまり、めったに起こらない
奇跡だった事。
あって当たり前の存在が
いかに貴重だったかを
気付いた時、
あり難く、ありがとうという
感謝に変わります。
幸せは大金を払った先
には、ありません
お金や物で得たドーパミンは
すぐ麻痺して、
それが通常値になり
さらにもっともっとと、
不足感が出て来て
終わりがありません
一方、
感謝には不足感が無く、
限りもありません。
ですから、世の中によくある
精神的な「うつ病」は、
病気では無く、
ビタミンや鉄分不足のように、
単なる、
ドーパミン欠乏症なのです。
感謝や、解釈を変え、
休息期間を取る事で、
解決出来そうです。
読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。