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自分の身体は自分持ち 主治医は 人体の事は分かるが あなたの事は分からない

ある学者が、
数年前、高性能AIに対し、
ある質問を投げかけて
みました。
それは「人が長寿で健康
を保つためには、
どうすればいいのか」

という質問です。
するとAIは一瞬で答えを
返してきました。

1 栄養バランスの取れた食事。
2 規則正しい生活。
3 十分な睡眠と休養。
4 総合病院を閉鎖する。

1、2、3の答えは
学者の予想通りでしたが、
4の「総合病院を閉鎖する」
という意味が
分かりませんでした。

それを再質問して
みたのですが、
どうも要領を得ません。

そこで、彼は、
日本で、総合病院を閉鎖した
事例が実際にあるかを、
探し始めたのです。
すると1件だけ市立病院を
閉めた事例がヒットしました。
それは、北海道、夕張市です。

同市はご存じの通り、
夕張炭鉱の閉山と積極財政で
市の財政が行き詰まり、
国内で初めて市町村が
財政破綻した自治体でした。

その影響で2013年、
市立夕張病院が閉院されたのです。

さて、話はここからです。
その学者は、
日本一健康長寿の
市町村
は何処なのかを
検索してみると、
そこは、なんと、
その夕張市だったのです。

ここからは、学者の推測ですが、
病院閉鎖の不安を感じた
地域住民は、病院をあてに
する事が出来なくなり、
「自分の健康は自分で
守らなくては」という意識

生まれたのが、健康長寿の
要因ではと考えました。

でも、よく考えてみて下さい。
もともと、病院や
医師は地域住民の病気を
治癒する力を持っていますか?
処方された薬も同様です。
医師は、
検査し、診察して病名を付けて、
対処療法の薬を出すだけです。
今までも、べつに病院が、
病気を治していたのではなく、
本人の免疫や治癒力で
薬の力を借りて、
自ら治していたのではないですか。
夕張の住民は、ただ、それに
気付いただけなのです。

僕自身は、何十年も病院に
行ったことはありませんし、
薬も服用したことがありません。

それは、
自分の身体は自分持ちだと
強く思っているからです。

ただ一つの例外は
歯医者さんです。
さすがに歯だけは
自然に欠けたりして、
不具合が出るので、
行っています。

しかし、そこで先日、
面白い光景を目にしました。
待合室で順番を待っていると、
年配のご夫婦2人の
通院患者さんが、
いらっしゃいました。

その方達は、ご主人の処置が
終わって、会計を待っています。
しばらくして、
受付の看護事務の方が、
ご主人のお名前を
呼びました。
ご夫妻2人共、立ち上がって、
受付の前まで行きますが、
ご主人の為の化膿止めや、
うがい薬の説明を、
ご主人ではなく、
奥さんがすべて、聞いてます。
ご主人は、ただ後ろで
立っているだけです。

つまり、このご主人は、
自分の身体を奥さんに
丸投げしているのです。
僕は驚いて、その方が
ひょっとして痴呆ではないかと
疑ったのですが、
その動作や会話、
帰りの車の運転など、
問題が無いように見えました。

もう一度言いますが、
自分の身体は自分持ちです。
誰もあなた以外は、
指導は出来ますが、
本当の意味で、
あなたの身体を管理
出来ないし、病気も治せません。
唯一、出來るのは、
あなた自身です。

自分が、自分の身体に、
どうなりたいのか、
どうしてほしいのか、
しっかり聞いてみましょう。

それは心の管理も、
身体の管理も同じです。

読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。

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