猫背はそんなに悪くない　人間の姿勢の不思議　背筋のピンとした人とは

最近、自分の猫背を
気にしている人が多く
居るようです。
スマホ時間が長く
ついつい猫背になり、
首のコリや痛みを
訴える人もいます。

首がうつ向いたままでは
困りますが、
猫背で背中が丸い状態は、
実は、頭が非常に働く
体制です。

将棋の藤井聡太や羽生善治氏の
対局姿勢を見ると、
やや背中は丸く、
首がわずかに前に出ています。
背筋をピンと立てて考えている
棋士はあまり見ません。

禅で有名な座禅の神様
達磨大師の姿勢も
すべて猫背です。

弥勒菩薩も同様で、
ロダンの考える人も、
猫背です。

背筋をピンと伸ばした
姿勢は、あまり、
頭が働かない姿勢なので、
何も考えず、
命令通り動く事が
必要な軍隊の行進など
規律訓練の時は、
背筋をピンと伸ばします。

戦争で、突撃命令が出て
「いや、私はそんな作戦に
賛成出来ません」などと、
いちいち頭を働かせて
もらっては困るので、
軍隊は皆、背筋をピンと
伸ばした姿勢です。

天才と言われる人には、
猪首で首が短く、
猫背の人が
多いのも有名な話です。
ビートたけし、岡本太郎、
ピカソなど、
が思い浮かびます。

猫背は体がリラックスした
負担の無い状態ですから、
脳のパフォーマンスが
上がります。

大切なのは、
凝らない様に
時々首を上にあげて、
猫のように
ストレッチする事です。

人は、自然に
一番頭が働く姿勢で
スマホを見ていたのです。

すこし、常識を疑って、
切り口や解釈を変えると、
様々な事が見えてきます。

読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。