7/12 タイ式しゃぶしゃぶを存分に堪能する 【チェンライ→チェンマイ】
チェンライ(Chiang Rai)から南東へ約150kmのところにあるチェンマイ(Chiang Mai)へは直行バスが運行している。
しかし、ぼくは路線バスを乗り継いでチェンマイまで行ってみようと思った。
直行と路線とで運賃はあまり変わらないし、ただ面倒くさくなるだけで特に理由はない。
一旦チェンライからメーカチャン(Mae Kachan)行きのバスに乗り、終点で降りる。
メーカチャンでチェンマイ行きの乗り合いソンテウに乗り換える。
温泉を通り過ぎたり、激しいスコールに遭ったりして、
無事にチェンマイに到着。
チェンライ→メーカチャンが2時間半、メーカチャン→チェンマイが1時間半の合計4時間。
幸運なことにバスターミナルでの待ち時間がほとんどなくて、路線バスの利用の中では最速でチェンマイまで来れた気がする。
首都バンコクに次ぐ規模を誇るチェンマイは、街の中央に堀と城壁に囲まれた旧市街が広がっている。
タイ第2の都市のチェンマイだが、猥雑とした都会という感じではなく、景観の美しい落ち着いた街だ。
予約していたゲストハウスにチェックインし、荷物を下ろしたら散策へ。
市場の方へ足を伸ばす。
100年以上の歴史を持ち、タイ北部で最大の屋内市場ワロロット市場(Warorot Market)。
周辺の他の市場とまとめて、地元民からはガート・ルアン(最大の市場)と呼ばれているらしい。
じっくりと見て回ると数時間はかかってしまいそうなくらい大きな市場だが、今日はちょっと覗くだけ。
実は今日は朝から何も食べていない。
バス待ちの時間で食事を取ろうと思っていたのだが、予想外にスムーズにバスに乗ることができて食事の時間を確保できなかったからだ。
チェンマイの街を歩いていたら、「shabu shabu buffet」の看板を多数見つけた。
そこでぼくは、夕方まで何も食べないで極限に空腹の状態でビュッフェに挑もうと考えた。
ネットで調べてみると、タイ北部には「ムーガタ」と呼ばれる焼肉としゃぶしゃぶを足して2で割ったような料理があると分かり、せっかくなのでローカルスタイルのしゃぶしゃぶ食べ放題に行くことにした。
旧市街地を突っ切って、見当をつけていたお店へ。
旧市街には寺院や遺構がたくさんあるが、観光・見学はまた後日。
ムーガタのお店に到着。
220バーツ(約880円)で食べ放題。
食材を取りに行き、肉を焼き、焦げないようにひっくり返して、お皿によそって食べる。
1人だと食べ放題は忙しい。
1時間ほど一心不乱に食べまくる。
タイ式しゃぶしゃぶを存分に堪能して、ゲストハウスに戻る。
最後にゲストハウス近くのナイトマーケットへ。
ナイトマーケットの規模もなかなか大きい。
正直なところ東南アジアのナイトマーケットはどこも似たり寄ったりで、ここも際立った特色があるわけではないが、見て回るだけでも結構面白い。
そんな感じで今日は終了。