南インドの光の祭典 Karthika Deepam
昨晩、仕事帰りの車内から、玄関前にキャンドルを灯す人たちをたくさん見かけた。
何かのお祭りなのか、ドライバーに聞いてみたところ、「Karthika Deepam」という光の祭典らしい。
光の祭典といえば10月末にディワリがあったが、この「Karthika Deepam」は南インド、特にタミル文化圏で行われるお祭りらしい。
チェンナイの南西にティルヴァンナマライという地方都市がある。
インド屈指の規模を誇るアルナーチャレーシュワラ寺院とシヴァ神の化身ともされるアルナーチャラ山が聳える聖なる町で、Deepam の日はここで盛大な儀式が行われているとのこと。
帰宅後、近くのヒンドゥー寺院に行ってみた。
路肩では、キャンドルを灯すためのオイルを入れる素焼きの小陶器が売られている。
寺院の中では、小さなキャンドルが灯火を揺らし、幻想的な光景を見せる。
派手な電飾と爆音の花火で盛り上がったディワリに対して、Deepam は上品で落ち着いており風情がある。