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カルナータカ旅行12日目 ムルデシュワラ(Murdeshwar) → ゴア(Goa)

早朝6時。
まだ日が昇る前にムルデシュワラ寺院に行く。

早朝にしては多くの人が通りに出ているが、混雑というほどではない。

早朝のプージャ(礼拝)の様子。
お経のようにみんなで同じフレーズを低い声で唱えており、鳥肌が立つほど神々しかった。

さすがにこの時刻は空いているようで、すんなり本堂に入れた。

ぼくが寺院を去る6時半頃にはすでに行列ができていたので、ベッドでぐずぐずしていなくて良かった。

さて、今日はいよいよゴアに移動する。
今回の旅の最終目的地だ。

ムルデシュワラには大きなバスターミナルがなく、どうやらゴア行きの直行バスはないようである。
近くに鉄道駅があったので、電車で移動することにする。
指定席は売り切れていたので、やむなく悪名高きジェネラル(当日自由席)を利用することになった。

「インド 鉄道 ジェネラル」と調べると、地獄のような体験談がたくさんヒットする。
しかしそれらは大抵、北インドの長距離区間を乗車している場合で、今回のように南インドで昼間の数時間だけ乗車する分なら何も問題はない。

のどかな朝のムルデシュワラ駅
定刻よりちょっと遅れて到着。

ジェネラルの良いところは、予約が必要ないところと、何より安いところだ。
ムルデシュワラ→マドガオン(ゴア)の216kmで、たったの85ルピー。

空いていて快適
世界の車窓から ムルデシュワラ→ゴア

約3時間でゴアのマドガオン駅に到着。

リゾート客風の人が多い
さっそくキリスト教の雰囲気
マドガオン駅

本日は12月29日。
チェンナイへ帰る航空券は1月5日のものを予約してある。
かなりスムーズに旅が進んだので、ゴアには1週間近くも滞在できる。

ビーチリゾートで1週間のんびりできるのは嬉しいのだが、気候が穏やかで年末年始のオンシーズンのため、いかんせんホテル代が高い。
当日の飛び込みでは高確率で部屋が見つからないと考えて、事前にホテル予約サイトでゲストハウスを予約していたのだが、普段の2.5倍くらいの予算で調べないと部屋が見つからないのだった。

結局、まるまる1週間宿泊できる適当な価格のゲストハウスが見つからなかったため、4泊と3泊に分けて予約することになった。
最初に宿泊するのは、ガイドブックによると北ゴアというエリアに分類されるバガビーチ(Baga Beach)近くのゲストハウス。

鉄道駅はゴアの市街地から離れたところにあり、3台のバスを乗り継いでバガビーチまで行く。

マドガオン→パナジの直行バス。
電動バスで乗客も行儀が良く、今までインドで乗車したバスの中で最も静かだった。

パナジ発のバスはバガビーチまで行くのかと思いきや、その手前のカラングート・ビーチが終点だった。
しょうがないので、ゴアの街を楽しみながら30分ほど歩く。

浮かれたシャツの人が多い

ガイドブックに「ゴアはインドにあって、インドではないとよくいわれる」と書かれていたが、まさにその通りである。
インド感が全くない訳ではないが、東南アジアの離島にあるようなビーチリゾートの雰囲気だ。

キリスト教会が多く、ヒンドゥー寺院はほとんどない。

今回のゴア旅行の最大の目的はカジノ
政府から特別に許可を与えられたゴア州には、船上カジノがいくつか存在する。
ゴアに着いたらさっそくカジノへと繰り出したいところだが、いろいろと考えた結果、ゴア旅の前半ではカジノに行かないと決めていた。

いたるところで誘惑してくるが、何とか自制心を働かせる。
SAY NO TO DRUGS

ゲストハウスにチェックインした頃には、もう太陽が傾きかけていた。
近くのバガビーチに行ってみる。

ほー、いいですなあ。
ただ、人が多すぎる。

南国リゾートらしい「白砂のビーチ、エメラルドグリーンの海」を想像するとちょっとがっかりだが、泳ぐのに抵抗がないほどには海水は綺麗だ。

クリスチャンらしい船名

北ゴアには4泊するが、途中でカジノに行ってしまわないことが目標である。

最後にゴアの犬シリーズ。

さりげなく組んだ後ろ足がセクシー


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