【検証】旅の出費
旅に出る前の時点で、何となくの支出の目処を立てていた。
チェンナイ⇆タイの航空券が往復で4万円。
1日平均2,500円×40日で10万円。
トータルで14万円。
1日平均2,500円の内訳はざっくりと
宿泊費…1,000円
食費…800円
交通費・観光費等…700円
というイメージ。
この見積もりは、インド国内旅の経験を基にしている。
しかし、インドと東南アジアの物価は違うので、いろいろと想定外のこともあった。
以下、実際はどうだったのか書いていく。
宿泊費
¥38,009(¥927/日)
これは完全にイメージ通り。
ぼくはドミトリー(相部屋)が好きではないので、基本的には個室に泊まるようにしていたが、1,000円出せば十分なところに泊まることができた。
インドの同価格帯のゲストハウスと比べて、部屋の清潔度は段違いに良かったので、その点では予想以上の満足度。
食費
¥44,348(¥1,082/日)
これも概ね予想通り。
大衆食堂の物価感覚はインドと同じくらいで、1食200円前後。
インドの食堂と比べると1食あたりの量は少なかったが、味は日本人にも馴染みあるものが多いので満足度は高かった。
基本的に食事は屋台やローカル食堂で済ませていたが、プーケットで暴飲暴食をしたり、バンコクで日本食ばかり食べたりしたので、トータルで見ると想定よりは食費がかかっている。
交通費
¥82,223(¥2,005/日)
予想以上に高かった。
というより、インドの路線バスの運賃が安すぎるということが分かった。
インドと比べてカンボジアやラオスは路線バスの本数が少なく、直行バスを利用することが多かったが、その分、思っていたよりも出費がかさんだ。
「高い」とはいってもたかが知れている金額で、インドに住んでその辺の金銭感覚が狂ってしまっているような気がする。
観光費・その他
¥34,914(¥851/日)
これも予想以上に高かった。
特に、アンコールワット遺跡群をはじめとしてカンボジアの観光費が高かった。
とはいえ、観光地はそれなりにちゃんと整備されていたし、これでそこに住む人々の暮らしがよくなるのであればwin-winなのかなという感じ。
一方、ラオスは観光費が安かったが、その代わりせっかくの観光資源もあまり整備されていなかったので、「もうちょっとがんばって外国人からお金取れば?」と思った。
まとめ
40日間で20万円。
あまりこだわらないところ(食事とか)は節約傾向にしつつ、行きたいところややりたいことには妥協しないと、最低でもこのくらいはかかるのかなという感じ。