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Hampi④ 2024/7/11

3泊4日のハンピ旅行、最終日。
17時ホスペット発の寝台バスに乗るので、遅くとも16時にハンピを出れば間に合う。

ネコ
イヌ
ウシ

今日もインド人青年と一緒に観光。
彼がヴィッタラ寺院に行きたいと言うので一緒に行く。
私はすでに観光済みだったし、外国人のチケットが600ルピー(1,000円ちょい)とやや高額なので、私は周辺の遺跡群を見学する。

遺跡の中もヤギが放牧されていてのどかな雰囲気。

世界遺産に登録されている遺跡の中で、人々が普通に暮らしているのがハンピの魅力だと思う。
他の観光地と比べて訪れる人の数も少ないので、とてもリラックスできる。

サラスワティ寺院(Saraswati Temple)

ここは日本のガイドブックには掲載されていなかった。
Queen's bath や Lotus mahal の近く。

Octagonal Bath

名前の通り、八角形の浴場。

八角風呂の近くで奇妙な植物を発見。
黄色いランブータンみたいなやつと極小のスイカ。
大きさはいずれも大人の握りこぶしの半分くらい。

画像検索したところ、Cucumis Africanus というアフリカ原産のウリ科植物っぽい。
初めて見た。

昼過ぎにハンピ村へ戻り、昼食を食べてからホスペットへ。

寝台バスは定刻通り17時に出発。
エアコンがないバスで、窓を開けて夜風を浴びながら心地よい眠りに就く。

翌午前6時、スタッフに起こされる。
窓の外はまだ田舎の風景で、チェンナイには着いていない。
眠い目をこすりながら寝台から出ると、バスの通路の床が剥がれてコンクリートの地面が覗いていた。
どういう状況?


スタッフに促されて荷物をまとめ、外に出る。
バスの左後輪が見事にパンクしている。
パンクというか、裂けている。

脱輪するか、何かに乗り上げるかしてしまったのかもしれない。
それで、エンジンなどの無事を確認するために床を剝がしたのだろう。

下ろされた場所

寝台バスは残念ながら走行不能。
ほかの乗客と一緒にチェンナイ行きの路線バスが通過するのを待つ。
チェンナイまでおよそ100㎞。

直行のバスがなかなか捕まえられず、乗り継ぎを繰り返しながらチェンナイまで帰る。
自宅に着いたのが13時。




6月の北インド旅行(約3週間)がなかなかストレスフルなもので、リラックスを目的に訪れた今回のハンピ遺跡。
果てしなく広がるのどかな田園風景、サトウキビやヤシの木に埋もれる遺跡群、巨大な奇岩でできた丘……。
ハンピはとても癒される場所だったが、2年ぶりの奇跡の再会だったり、寝台バスの謎のパンクだったり、インド旅行は何かしらハプニングがありますな。

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