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3/15 初日でもう大満足 【ケララ旅行①】

3/14夜
チェンナイ中央駅

20:55発の夜行列車に乗る。
今回の旅の目的地はケララ州コチ

ケララ
ケーララとは「ヤシの国」を意味するという説があるように、ヤシの木々のみずみずしい緑と豊かな水に彩られた美しい州。

『地球の歩き方 南インド 2016〜17』P234

ワクワクしながら、700kmの鉄道旅のスタート。

列車は定刻通りに出発。
電車の揺れが心地よくてよく眠れた。
目が覚めたら、もう朝。

エルナクラム・ジャンクション駅

定刻から1時間遅れの9:40に、コチのエルナクラム・ジャンクション駅に到着。
外はなかなか蒸し暑い。
湿度がかなり高くて、ジワ〜という感じで汗をかく。

「ようこそ アラビア海の女王 コチへ」
マラヤラム文字

エルナクラムから、ゲストハウスを予約していたフォート・コーチンというエリアへ移動する。
フォート・コーチンは島にあるのでボートに乗る。

ボート乗り場

ボートの運賃は6ルピー。
あっという間にフォート・コーチンに上陸。

コチ
コチは、ケーララ州に広がる広大な水郷地帯の北端に位置し、天然の入江や湖に恵まれた風光明媚な港町。この地は古くから交易で潤い、フェニキア人や古代ローマ人、アラブ商人などが訪れていた。しかし16世紀以降は、ポルトガルやオランダ、イギリスに支配されるなど、苦難の歴史を歩んできた。
現代のコチは、インド有数の国際貿易港として発展を続けている。それぞれの時代の植民地の遺産と、現代的な景観が混在する街並みが、コチの魅力となっている。

『地球の歩き方 南インド 2016〜17』P236

どこを切り取っても絵になる。
ゴアからパリピ要素を抜いた感じだ。

ゲストハウスに荷物を置いて、近くの食堂で昼食を取る。

ミールス(60ルピー)

写真だと伝わりづらいが、ケララの米は粒が大きい。
普通のインド米の2〜3倍くらいの大きさがある。

お腹を満たしたところで、海の方まで歩いてみる。

コチ名物のチャイニーズ・フィッシング・ネット
中国の武将・鄭和によって、この漁法が伝えられたとする伝承に基づいて名付けられたが、最近の研究でマカオに住むポルトガル人によって伝えられたことが判明したらしい。

海辺のベンチに腰掛けてのんびりする。
昨晩はよく寝たつもりだったが、さすがに夜行列車では熟睡ができなかったようでたまらなく眠い。

植民地時代の面影が残る地区をあてもなく散策。

洋風のカフェやレストランが多く、西洋人観光客の姿もよく見かける。
が、観光客で過密しているわけでもなく、落ち着きがあって大変良い。

17時、カタカリ劇場へ。
カタカリとはケララの伝統的な仮面舞踏劇のことで、昼間のうちに観戦チケットを購入しておいた。

パフォーマンスが始まるのは18時からだが、その1時間前からメイクの様子が公開されている。

いよいよ18時開演。
最初に少しだけ、音楽や動作のデモンストレーションがある。

見得

デモが終わると、ショーが始まる。

緑は悪者
女性役も男性が演じる

ショーは40分くらいで終了。
このカタカリは、日本の歌舞伎との類似点が多く指摘されているらしい。

劇場から出て、そのまま夕飯を食べる。
今回の旅行は「日数が短いかわり、1日1日をケチらない」をモットーにしているので、時価のエビを注文。

美味しかった。
もともと食に無頓着なので、旅行中は安いフライドライスやビリヤニばかり食べているが、たまにはこういうのも良い。

夕飯を食べていたら、雷雨がやってくる。
雨の中、小走りでゲストハウスに帰って本日は終了。

まだ初日だけれど、大充実の1日だった。




「優雅な旅」がテーマの今回のケララ旅行、いつもと違うことをやってみようと思い、Vlog風の動画を撮ってみた。

タイトルに「#1」と付けているが、撮影や編集が面倒だったので続編があるかは不明。

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