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周りを取り囲む高山の稜線が、朝日を受けて白く輝く【Bojbasa→Gangotri→Uttarkashi】

2024/06/19

午前5時、テント内がざわつき始めた。
外はうっすらと明るくなっている。
おそらく、これからみんなはゴームク(Gaumukh)へと行くのだろう。
しかし、私は昨日のうちにゴームクへ行ってしまったので、今朝は急ぐ必要がない。
毛布にくるまって、再び眠りに就いた。

午前6時半に起きて、ミルク粥の朝食を取る。
甘い紅茶を飲んで体を温める。
外は明るいが、太陽はまだ顔を見せていない。
周りを取り囲む高山の稜線が、朝日を受けて白く輝く。

霞の向こうにバギラティ山が見える

ふとゴンドラの方を見ると、対岸に渡る人たちで列ができていた。
対岸にはすでに渡りきった人がいて、ゴームクへ続く道を歩いていくのが見えた。
結局、最初の人がどうやって対岸まで渡っているのか分からなかった。

午前7時過ぎ、ガンゴトリ(Gangotri)に向けて下山開始。

ガイドのおじいちゃんは相変わらず健脚でスタスタ歩いて行く。
ついて行くので精一杯だ。

下っていくだけなので、昨日よりもペースは速い。
ボジバサ(Bhojbasa)から1時間ほどでチルバサ(Chirbasa)の茶屋に到着。
ところで、チルバサの「チル」とは「松」を意味しているらしい。
だから茶屋の周りは松林になっているし、急に松林が現れたらそこがチルバサだと分かるようになっている。

チャイ休憩を挟んで、トレッキング再開。

ボジバサから3時間ほどで、国立公園のオフィスの建物が見えてきた。
国立公園のオフィスを過ぎれば、ガンゴトリまであと少し。

ガンゴトリ
参道

最後の階段を降りて、ガンゴトリの参道に入る。
急に大勢の人間が現れて、トレッキングが終わったことを実感する。
昨日は強行軍でガンガーの源流まで行き、帰りのゴンドラで絶体絶命のピンチに陥った。
幻のような1日だった。

駐車場に行き、ウッタルカシ(Uttarkashi)行きのシェアジープを探す。
とんとん拍子でメンバーが集まり、15分と待たずして車は発車した。
4時間後、ウッタルカシに到着。
ガンゴトリに行く前に宿泊していたゲストハウスに再び泊まる。

次の目的地は、ジャンキ・チャッティ(Janki Chatti)という場所。
バスターミナルに行って翌日のチケットを買う。
ジャンキ・チャッティに行くバスは午前7時半発しかないとのこと。

特に当てもなく商店街を歩き回ったり、沐浴場に行ったりする。
日没のアールティを見ようと思っていたら、急に天候が崩れて燭台になかなか着火できず、混乱のまま儀式は終わった。

今日の出費



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