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超悲報 旅程変更

いよいよ来週に迫った冬期休暇。
以前にも書いた通り、北東インドを攻める予定。

先週から、訪れたい場所をピックアップして、3週間の旅程をざっくりと組む作業をしてきた。

1週目…ナガランド州、マニプール州
2週目…アルナーチャル・プラデーシュ州
3週目…アッサム州、メガラヤ州

の予定だったのだが……。

今朝、衝撃のネットニュースを目にする。

インド北東部のマニプール州政府は水曜日、「近隣諸国からの流入による安全保障上の懸念の高まり」に対応するため、連邦内務省がマニプール、ナガランド、ミゾラムにおいて保護地域制度(Protected Area Regime, PAR)を再導入したと発表しました。
これにより、これら3州を訪れる外国人は、事前に政府の許可および特別な許可証を取得する必要があります。この緩和措置は14年ぶりに撤回されました。
内務省のガイドラインによれば、「特別な理由がない限り」、外国人の保護地域訪問は推奨されていません。

もともとインド北東部の一部の州は、安全保障上の理由により入域に許可証が必要だったが、2010年以降この規制が緩和されており、外国人でも特別な許可証なしで入域できるようになっていた。
しかし、この規制緩和が突然撤廃されてしまったらしいのだ。
よりによって訪問の1週間前である。

現在アルナーチャル・プラデーシュ州のPAP(入域許可証)を申請中で、申請を依頼している旅行代理店に上記の件を問い合わせてみた。
すると、ニュースにあるように上の3州に立ち入る際に許可証が必須になったが、そもそも現時点では許可証が発行されていない、との返答。
つまり、今のところは外国人がナガランド・マニプール・ミゾラムに立ち入ることは不可能だということだ。

この措置がなされた背景には、州内の部族間抗争が激化しているという事情があるとのこと。
上の報道によると、2023年5月以降で、部族間の対立により230人以上が死亡し、60,000人以上が家を失っているらしい。
インドのこととて、この措置に関しても急展開あって、来週には再び入域可能になる、なんてこともありうるかもしれない。
しかし、そのような状況で訪問しても自分の身を危険にさらすだけである。
だから、残念だけれど、今回の旅行では訪問を見送った方が良いだろう。

というわけで、旅程を変更せざるを得なくなったわけだが、代わりにダージリンやシッキム州あたりまで足を伸ばそうか画策している。
あるいはアルナーチャルで10日間くらいのんびりするか。

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