本島一周ドライブ 4日目
午前9時にコザの民宿さざんかを出発。
新しくてきれいな宿だった。
本日は石川岳に登る予定。
ネット情報だと3〜5時間の登山コースがあるということで、昨日からワクワクしていたのだが……。
登山道の起点があるのは石川少年自然の家。
え゛!?
自然の家の入場口のところでこんな紙をもらう。
がびーん。
コロナ感染防止対策ということで、ゴールデンウィーク中は登山が禁止されていたのだ。
登山は禁止だが、冒険コースは利用可能(地図左下)とのことで1人で冒険してきた。
距離は短いが意外とハード。
でも、ロープ掴むじゃん。
全く物足りなくて往復してしまったが、それでも30分ほどで終わってしまい不完全燃焼だ。
さて、想定外の事態で急に暇になってしまい、駐車場でこのあとどうしようか作戦を練る。
①コザに戻ってJimmy'sのビュッフェにリベンジ。
②他の山を探す。
③近くの観光地を探す。
等々の選択肢を列挙して吟味した結果、座喜味城跡に行くことにした。
先日訪れた勝連城跡や中城城跡よりもこじんまりしている。
大学生の時に首里城跡、園比屋武御嶽石門、玉陵、去年の夏に斎場御嶽、先月に今帰仁城跡、そしてこのゴールデンウィーク期間中に勝連城跡、中城城跡、識名園、座喜味城跡を訪れた。
これにて、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を全制覇。
意外と沖縄県民でも全て訪れたことのある人は少ないんじゃなかろうか。
城跡の周りには遊歩道があったが、嫌がらせかと思うほど階段が多かった。
ちょっと北上して、お次は万座毛へ。
万座毛は、レストランや土産物屋が入った小洒落た施設の先にある。
環境保護費用という名目で100円徴収される(この施設自体は無料で入場できる)。
万人が座ることのできるほど大きな草原(毛)という意味で名付けられた「万座毛」。
ただ、実際は立ち入ることのできるエリアが限られていたためか、「おぉ!広い!」っていうような感動はあまりなかった。
期待を裏切られた感じで、ちょっと残念。
2つの岩が海面に浮いていて、しめ縄のようなものが結ばれていた。
この時点で午後1時。
名護市内のホテルに行くにはまだ早いか、とGoogleマップを眺めていると、万座毛とホテルの中間地点で登山コースという文字を発見。
ネットで詳しく調べてみるといい感じだったので、急遽、恩納村にある県民の森に立ち寄ってみることに。
↑県民の森の園内地図。
なかなか広大で自然豊かな場所で、レジャーを楽しむ家族連れの姿がたくさん見られた。
こちらは冒険広場。
写真だとわかりづらいが、そこそこ傾斜がある斜面で、上の方にボールを蹴るとコロコロと転がって戻ってくる。一人でパス練ができる画期的な構造になっている。
乗馬体験ができるエリアもある。
この公園には渓流コースというものもあって(地図の下の方)、まずそこからトレッキングをスタート。
自然豊かだが、コースはちゃんと整備されているので歩きやすい。
実際、小学校低学年くらいの子どもも歩いていた。
沖縄の森を形容する時にぼくが多用する表現だが、まるでジュラシックワールドの世界だ。
この渓流ルート、ネット上では「配水管が剥き出しになっていて興醒めです」といった酷評レビューが散見されるのだが、
実際その通りだった。
雰囲気ぶち壊しじゃん。
しかも配水管の破損なのか、演出なのかよくわからないが、ところどころ噴水のように水が噴き出しているところがあって、全くもって謎なのだった。
お次は登山コースへ。
登山といっても、こちらもちゃんと整備されているので大したことはない。
人がいないところは走ってみる。
全身汗だくでグチョグチョになる。
ちょっと眺望がひらけたところ。
左の方に突き出しているあたりが万座毛だと思う。
渓流コースと登山コースを満喫してちょうど1時間くらい。
時刻は午後3時を回ったところで、名護市内のホテルへ向かう。
今日のホテルは普通のシティーホテル。
大浴場、朝食バイキングもついていてコスパ良好。
以下、本日のドライブコース。
沖縄市→うるま市→読谷村→恩納村→名護市
西海岸沿いにある座喜味城跡や万座毛に行ったため、海に沿ってひたすらドライブすることになった。
西海岸は沖縄本島を代表するリゾートエリアで、超有名リゾートホテルやおしゃれなレストランが軒を連ねていた。
パリピなエリアをドライブして、何だかバリ島を思い出した。
明日は朝から雨の予報。
本部半島をぐるっと回って美ら海水族館に行くか、市内で買い物して真っ直ぐお家に帰るか迷い中である。