南インドのヒンドゥー寺院
以前、チェンナイで最も有名なヒンドゥー寺院を紹介する記事を書きました。
Kapaleeswarar寺院は『地球の歩き方』にも掲載されていて、半ば観光地のような雰囲気でしたが、本日紹介するのは地域密着型の普通のヒンドゥー寺院。
チェンナイの長いビーチ沿いに建立されています。
地域密着型と書きましたが、まあまあ規模の大きい寺院らしく、立派な建物です。
周りには、宗教画や供物を売る店が何軒かあります。
ヒンドゥー寺院はどこもそうですが、敷地内は土足厳禁です。
敷地内とはいえ普通に屋外なので、キレイ好きな人はウェットティッシュなんかを持参するのをおすすめします。
中はこんな感じ。
テーマパークの順番待ちのように、レーンが用意されていて、それに沿って進んでいきます。
Kapaleeswararの場合、寺院の中心部はヒンドゥー教徒しか入れませんでしたが、こちらの寺院では誰でも中まで入ることができるようです。
ただし、塔の内部は撮影禁止でした。
↑塔の外観。
3階建ての塔の中もレーンが用意されていて、回廊のようになっています。
全部で10体ほどの神像がありましたが、全てラクシュミーが祀られているようでした。
ラクシュミーはヒンドゥー教の女神の一柱で、美と富と幸運と豊穣を司っています。
この寺院はビーチに面しているので、最上階の窓からは最高の景色が望めます。
寺院の出口付近では、参詣を終えた人たちがまったり過ごしていました。
塔の内側まで入って、インドの方たちが参拝をする姿を見流ことができて面白かったです。
いろいろな拝み方があるようで、日本人のように合掌するだけの人もいれば、神像の足元にひざまずいて額を地面につける人、スクワットのような動作をしているおばちゃんもいました。
それぞれ流派があるのか、独自の作法で拝んでいるのかは謎です。
もう少しインド神話を勉強して、ラクシュミーに詳しくなってから、再訪しようと思います。