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インドのスタバ
インドにもスタバはある。
国内店舗数は270店(2022年4月現在)と少ないが、大都市には必ず店舗があり、圧倒的な存在感を放っている。
先日、移住5ヶ月目にして初めてインドのスタバに潜入してみた。
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清潔感あふれるお店。
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何ちゃらフラペチーノ。
お値段は強気の420ルピー(650円)。
味は普通。
420ルピーあれば食堂で3〜4食は食べられるので、かなり高級な飲み物である。
日本の物価にならすと、1杯2,500円といったところか。
スタバに限らずだが、外資系ブランドは日本の値段と変わらないことが多い。
関税の影響か、むしろ日本よりも割高なこともある。アップル製品とか。
1枚目の店舗の写真に戻って欲しいのだが、右端に「A TATA Alliance」と書かれている。
「タタ」というのは、インド最大の財閥。
タタグループは車も作ってるし、航空会社も持ってるし、日用品も取り扱っているし、とにかくインドで生活していてタタグループのお世話にならないなんてことはあり得ない。
そんなタタグループ、ここまで成長する過程で、さぞあくどいことをたくさんやってきたのだろうと思っていたら、ただの超ホワイト企業だった。
タタ・グループの企業倫理は厳しく、汚職の多いインドにあっては異色であり、日本企業など海外の企業がインドに進出する際にタタ・グループを提携先に選ぶ要因になっている。また、パールシーの一族が経営してきたためカースト制度とも無縁で、実力主義を貫き優れた人材を出自を問わず抜擢してきた。社会貢献や労働者への適正な待遇も特徴で、タタ・スチールの工場のあるジャムシェードプルでのあらゆる公共サービスの提供、1912年のタタ・スチール工場設立以来の八時間労働制採用、インド国内での財団の社会福祉事業など、その方針は古く分野も多岐にわたる。
変な邪推してごめんなさい!
たくさん買って応援します‼︎
さて、スタバの後は映画を観に行ったのだが、映画の料金は200ルピー。
すなわち、何ちゃらフラペチーノ1杯と映画2本が等価ということ。
日本だと、フラペチーノ2杯と映画1本が釣り合うと思うので、国による物価感覚の違いというのは面白い。
↓映画の感想はこちら↓
ところで、この映画の感想をハッシュタグ付きでツイートしたら、500弱も♡がついてびっくりした。
『K.G.F chapter 2』観てきた。
— FURHUT63N (@furhut63) May 3, 2022
ヤバかった。観る麻薬だった。
でも、過剰な演出の連続は好き嫌い分かれそう。#KGFChapter2 pic.twitter.com/l50vfP3RgP
ほとんどがインド人。