タミル・ナドゥ満喫ツアー 4日目 ティルチラパッリ
本日は、この旅初めての「ノー移動デー」。
現在、タミル・ナドゥ州中部の要衝ティルチラパッリ(Tiruchirapaalli)に2泊している。この街は市域が広く、1日だけでは到底回りきれないと判断したからである。
ティルチラパッリは南から、近代的なオフィスビルが集中する新市街、地域全体が大きな市場のようになっている旧市街、インド最大級の大きさを誇るヒンドゥー寺院を中心に形成された門前町の3エリアに大別される。
ホテルは旧市街にあるのだが、門前町まで足を伸ばしてみることにした。
旧市街からヒンドゥー寺院までは歩いて1時間ほどである。
インド人の朝は遅い、と思う。
9時前になってようやく、通勤通学者の姿が見え始める。
野良犬も寝ぼけ顔。
フルーツのシーズン到来!
常夏の南インドだが、それでもそれぞれの果物に旬の時期があるらしい。
旧市街から門前町に行くには、大きな河を渡る。
ふるさとの多摩川下流を思い起こさせる。
中洲には牛がいた。泳いで渡ったのか、水牛の一種なのか。
散歩中に出会った動物シリーズ。
1つ目のヒンドゥー寺院に到着。
写真の下の方をよく見て欲しいのだが、門のところで渋滞が起きている。
渋滞の原因は……
どっちも道を譲らないのが原因だった。
しばらく睨み合っていた。
続いて2つ目の寺院に移動。
2つ目に訪れた寺院はランガナータスワーミ寺院(Sri Ranganathaswamy Temple)という名前で、2.5㎢の敷地面積はインド最大級の大きさらしい。
とにかくゴープラム(塔門)がたくさんある。
こんな素敵な道路も寺院の中。
お店が広がっているが、これも寺院の中。
お金を数える祭司たち。あまり見たくない姿である。
再び旧市街へ戻る。
キリスト教会もある。
日本の祭事でもお馴染みの山車やお神輿と出会す。
別の記事で動画を貼り付ける予定だが、夜にお祭りのようなものがあった。
旧市街の市場へ向かう。
呼び止められて、謎の甘ったるいドリンクを振る舞われる。
市場の中を撮影していたら声をかけられて、撮影会が始まった。
いい笑顔ですな。
市場を出てフラフラしていると、鳥居のようなものを発見。
中に入ってみると、
ただのシュールな公園だった。
「見ざる、聞かざる、言わざる」的な?
夕暮れが迫ってきたので、街で最も見晴らしの良いロック・フォートへ。
ロック・フォートを色々な角度から。
岩山の上にヒンドゥー寺院があるのはもちろん、そもそも市街地にひょっこり岩山がある光景は異様である。
夕刻から、薄暗くなるまで街を眺める。
そして、下界に降りて賑やかな夜の街を散策。
市内には多くの警察官がいて、何だか物々しい雰囲気だなと思っていたら、なんとちょうど何かの祭事が行われていたのだった。
面白い動画が撮れたので、ティルチラパッリで撮ったいろいろな動画と合わせて、次の記事で公開する。
おまけ
何だか暑いな〜とは思っていたのだが、ここまでとは。
内陸部にある都市なので、熱せられた空気が逃げていかないのだろう。