連想ゲーム的雑記
めっきり寒くなった。
気温は20度前後くらいで、ついに長袖のインナーを引っ張り出した。
だからかどうかは分からないが、昨晩はスキーをする夢をみた。
夢の中でも、久しぶりに雪山を滑って爽快だった。
島では半袖の人もいれば、ダウンを着ている人もいる。
ダウンはさすがに早すぎだろ。
春先から風呂場のガスが切れていたのだが、夏の間は水シャワーだったので、ずっと放置していた。
この時期の水シャワーはかなり心臓に悪いが、シャワーを浴びた後は妙に体がスッキリする。
何となく滝行の効能が分かった気がする。
ギリギリまで粘ってやろうと思っていたが、昨日たまたま道で大家さんに会ったので、新しいガスに交換してもらった。
やっぱり温かいシャワーは気持ちが良い。
気温が下がると同時に、空気も乾燥してきた。
腿の付け根や肘の裏など、局所的に肌がガサガサし始めている。
展開が急すぎて気持ちが追いついていないところもあるが、乾燥の季節が近づいてくるにつれ、インドに行けるようになって良かったと思っている。
インドといえば、昨日、仕事の後任が決まったと本社から連絡があった。
急なわがままにもかかわらず、力を尽くしてくれており、本当にありがたい。
補習授業校の採用が決まったことを報告した時も、自分のことのように喜んでくれて、ぼくは人に恵まれているといつも思う。
来週の月曜日は学校が休み(行事の振替休日)だということが判明したので、那覇に行くことにした。
ビザの申請書類に着手しているが、証明写真の規定がかなり厳しいので、写真屋に行って撮ってもらおうと思っている。
ビザの申請といえば、こんな質問があった。
祖父母はパキスタン国籍を取得したことがありますか?またはパキスタンに住んでいたことがありますか?
もしかしたら祖父母には、ぼくの知らない面白い過去があるのではないか、と期待して親に確認してみたが、「ない」とのことだった。
だよね。
パキスタンといえば、先日、Amazonプライムでこんな映画を見た。
パキスタンとインド、中国の国境にそびえ立つカラコルム山脈。その麓には多くの部族がひしめき合っていた。そのうちの一つの部族に属する若く美しい母アッララキの生き甲斐は、10歳の娘ザイナブと過ごす時間だった。だが部族間でのトラブル解決のために、ザイナブと相手部族の老長老との結婚が決められてしまう。アッララキの一番恐れていたことが現実となった。これで娘の人生は終わってしまう。自分が15歳の時に経験したのと同じように…。決して抗うことのできない鉄の掟。掟に背く者には死が待つのみ。だが、意を決したアッララキは結婚式当日、娘を連れて部族を離脱。一方、体面と誇りを傷つけられた両部族は共同で二人の追跡を開始する。果たして二人の行方に待つものとは…。
(Amazonプライムの紹介文より)
ハリウッド映画のような派手な演出はないが、緊迫した場面が淡々と続くロードムービー。
南アジア北部特有の砂漠や乾燥した山岳地帯。
無造作に機関銃を持った部族の男たち。
色彩豊かなトラックや市場の情景。
日本人にとって馴染みの薄いパキスタンの生活様式や風習、雄大な自然を堪能することができる。
島は今日も穏やかな秋晴れだが、ベルトコンベアに乗せられているように、ちょっとずつ事態は進展している。