【北東インド旅行】3日目 Dawki
2024/12/25
起きると、外腿とふくらはぎが激しい筋肉痛である。
昨日の階段地獄のダメージが思いのほか大きかったようだ。
今日はチェラプンジCherrapunjiからダウキDawkiへ移動する。
が、直行の手段はないらしく、一旦シロンShillongまで戻ることを勧められる。
午前8時、小さな市場の近くのスーモ乗り場へ。
インド北東部では、乗合ワゴンのことをスーモと呼ぶ。
乗客が集まってから出発となるのだが、今日はクリスマスなので全く人が集まらない。
クリスチャンが多いエリアなので、みんな家でのんびり過ごしているのだろうか。
1時間待っても、私以外に乗客がいない。
すると、1人の旅行客がやって来て、タクシーのドライバーと値段交渉を始めた。
聞き耳を立てていると、彼らの口からDawkiという単語が漏れるのが分かった。
どうやら彼もここから直接ダウキに向かいたいようで、彼と彼の友達と私の3人でタクシーを割り勘することにした。
運が良いぞ。
話がまとまったところで、さっそく出発。
ダウキの近くにあるマウリノンMawlynnongという小さな村に寄り道。
ここは「アジアで最も清潔な村」という称号をもった村だが、これを選定したのはインドの旅行メディアらしい。
きれいっちゃきれいだけど、日本人からすると特に感動はしない。
せいぜい「インドで最も清潔」くらいにしておいた方がいいだろう。
ちょうどクリスマスなので、きれいに着飾った村人たちが教会に集まっていて、讃美歌を歌っていた。
とてもきれいな音色だった。
いよいよダウキへ。
ダウキは清流で有名なところで、透明度が高い川に浮かんだボートに乗ることができる。
ボートに乗り込んで、いざ出発。
今は乾季なので、水が最も澄んでいる時期のはず。
しかし、期待していたほどではない。
ネットやInstagramなどに上げられている写真はもっとすごい。
と思っていたら、ボートが進むにつれて水の透明度が増していく。
川底の石が簡単に掴めてしまいそうなくらい水が澄んでいる。
ここまで水が澄んでいて、なおかつ流れの緩やかな川は日本でもなかなかお目にかかれないのではないか。
さて、ここダウキはボート以外でも有名なものがある。
それはバングラデシュとインドの国境だ。
どうもこの河原に国境があるらしいのだが、明確なラインがあるのかはよく分からない。
国境警備の軍人がウロウロし、遠くに行こうとする人がいると警笛を鳴らす。
当初私はダウキに宿泊する予定だったが、同乗の2人がシロンまで行くというので、最後まで行程を共にすることにした。
シロンの街中に入る手前で渋滞にはまってしまい、中心部に着く頃には午後8時半を回っていた。
ここから今晩の宿探しとなるのだが、クリスマスでどこも部屋がないし、宿泊費が高騰している。
結局、いつもの予算の4倍近くするホテルに泊まることになった。
ところで、風邪をひき始めているようで、鼻水が止まらない。喉も痛い。