タミル・ナドゥ満喫ツアー 8日目 マドゥライ
涼しい午前中のうちに観光を済ませてしまうと思い、8時にホテルを出る。
まだまだ人通りは少ない。
道端に座り込んで、3人くらいでおしゃべりしているおじさんたちは良く見かけるが、これだけ大所帯なのは初めて見た。楽しそう。
昨日は混み合っていて断念したミーナークシ寺院に入ってみる。
スマホを含む全ての所持品の持ち込みが禁止されていたので、内部の写真はなし。
なぜか厳重に警護されている。
お次はガンジー記念館へ。
ガンジーと野良犬。
【7つの社会的罪】
1, 原則なき政治
2, 労働なき富
3, 良心なき喜び
4, 人格なき教育
5, 道徳なき商業
6, 人間性なき科学
7, 犠牲なき信仰
ガンジーが暗殺された時に来ていたドーティー(腰巻き)。
わずかに血痕が見られる。
晩年のガンジーが着用していた丸メガネ。
日中はホテルに戻ってのんびり過ごす。
日暮れ前、再び外に出て王宮へ向かう。
王宮は昨日も訪れた場所だが、夜に「光と音のショー」が開催されているらしく、それを見に行った。
王宮の周りで写真撮影をするカップル。
インドでは、こういうふうに写真撮影をしている人たちをよく目にする。
周りにはゴミが散乱したりしているので、傍目からは、こんなところでいい写真が撮れるの?と疑問に感じるところだが、そこはカメラマンの腕の見せ所なのだろう。
さて、「光と音のショー」が開演。
スタートはギリギリまだ明るい時間帯だが、終わる頃には真っ暗になっている。
東京駅のプロジェクションマッピングみたいなものをイメージしていたが、実際は朗読劇みたいな感じだった。
この王宮にまつわる王様の史実に基づいた物語で、光のショーはかなりしょぼかったが、50ルピー(75円)だったので、大目に見ることにした。
これで200ルピーくらいだったら酷評していたと思う。
これにて8日目は終了。旅は折り返しを迎えた。
明日はいよいよインド最南端のコモリン岬まで行く。
ネットで鉄道のチケットを予約したので、明日はインドで初めての長距離鉄道乗車になる。
ただ、ネットで予約したはいいものの、どこでどうやってチケットを受け取ればいいのかはわかっていないので、果たして無事に列車に乗れるのか不安である。