昨日の面接
昨晩、インドの某補習授業校とオンライン面接があった。
採用前提だけど一応確認として面接をしておきます、という雰囲気だったので、結果は多いに期待している。
ただ、まだ正式に決定していないことを長々と書いても鬼に笑われてしまうので、今日は昨晩の面接で気になったことを手短かに書く。
○赴任時期
赴任予定日はもともと2022年3月末と告知されていたが、可能ならもう少し早くインドに来れないかと打診があった。
具体的には1月頃。
現在はオンライン授業で対応しているが、そろそろ対面授業が解禁されるとのことで、おそらく人手が足りないのだと思う。
赴任時期が早まったことに関して、ぼくの心情としては大歓迎である。
何なら1月なんて言わずに、今すぐにでも行きたい。
問題は今の仕事。
今年度も残り半分となった今、年度末まではしっかりと責務を果たしたいという気持ちはあるし、特に中3の受験は最後まで見届けたいところ。
ただ、受験直前の時期にぼくの身辺が慌ただしくなってしまうことを考慮すると、1月頃に引継ぎを済ませてしまった方がむしろ良いのかもしれない。
いずれにせよぼくの一存で決められることではないので、会社と要相談である。
ちなみに、ぼくは2020年6月に契約社員として今の会社に入社したのだが、その時の契約書類には「2021年3月まで」と明記されていた。
思い返してみると、年度が改まってから更改書類にサインした記憶が一切ないので、現在のぼくの雇用根拠が全く不明なのだ。
ガバガバすぎて笑っちゃうが、ということはつまり、1月に「辞めます」と言っても問題ないってことだよね、と思う。
○ワクチン接種
補習授業校は自前の校舎を持っていないため、他団体の施設の一角を間借りしている。
その大家にあたる団体の方針で、校舎に入る際にはワクチン接種証明書が必要になるらしい。
つまり、ワクチンの接種が必要条件だということ。
ぼくは注射が嫌いだ。
都市部に比べると格段に感染リスクが低い孤島に住んでいるということもあって、ワクチンは打っていなかった。
ただ、「インドに行きたい」と「注射が嫌だ」を天秤にかけると、上皿はわずかながらインドに傾く。
というか、今さら「注射が嫌なので、やっぱりやめます」なんて言えない。
こうなる展開は十分に予想していたので、覚悟はできているが、改めて現実を目の当たりにするとやっぱり憂鬱な気持ちになる。
3月末の赴任であれば、半年の間に特効薬の開発やウィルスの弱体化が進んだりして、防疫体制は緩和されるのではないか、と楽観視していたが、1月赴任となるとその望みは薄い。
大人しくワクチンを打つしかなさそうである。
2回のワクチン接種の間に1ヶ月おくことを考えると、仮に1月赴任となった場合は、遅くとも11月にはワクチンを打つ必要があるということになる。
うーむ……。
ちなみに、ぼくがここまで注射が嫌いな理由は、前世がヤク中だったからだと思っている。
転生の際に、神様が「もうヤクは打っちゃダメだよ」というメッセージを込めて、ぼくを注射が嫌いな人間にしたのだ。
ただ、あぶる方には手を出してしまう可能性がある。
○娯楽
これは大した話ではないのだが、「現地には娯楽が少ないが大丈夫か」という質問があった。
5年前の日本人学校の採用面接でも全く同じ質問があったことを、突然思い出しておかしくなった。
この「娯楽が少ない」という表現は適切であるとも言えるし、そうでないとも言える。
「娯楽が少ない」というのは、あくまでも「日本人にとって楽しいと思えることが少ない」という意味だからだ。1,000万人もの人が暮らす大都市に、娯楽自体が少ないということはあり得ない。
ぼくの特技は、些細なことにも楽しみを見つけられること。
「娯楽のなさ」に関しては離島の右に出るものはなく、そこでも不自由なく暮らしていけているので、心配無用である。
インドなんて、道端に座って行き交う人を眺めているだけでも楽しいと思う。
離島は外を眺めていても、おばあちゃんとおじいちゃんとヤギしかいないもんね。
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ということで、冒頭で「手短かに書く」と言っていたわりに、そこそこの長さになってしまった。
結果は11月初旬には知らせてくれるとのこと。
ソワソワした1ヶ月になりますな。