ブキティンギ🇮🇩の観光情報③
本日は、ブキティンギ市内の紹介。
ブキティンギの市街地は、歩いて1周できてしまうほど小さい。
ただ、中心部には動物園があったり、市場が軒を連ねたりしていて、活気のある町である。
高原都市ブキティンギは坂の町。
入り組んだ路地に階段が張り巡らされ、集落を結んでいる。
インドネシアは人口大国。
小さな町とはいえ、たくさんの人が生活を営んでおり、市場では露天が軒を連ねている。
まるで日本の縁日のような光景だが、インドネシアではこれが日常である。
ブキティンギには大きなパサール(市場)が2箇所あり、丘の上にある方はパサールアタス(pasar=市場 , atas=上)と呼ばれている。
上の写真からも分かるように、パサールアタスは衣料品を扱う店が多い。
バッグには高級ブランドのマークが印字されていることが多いが、全て偽物である。
階段を降りた先にあるのが、パサールバワー(pasar=市場 , bawah=下)。
こちらは、食料品が多く扱われている。
魚や肉などのナマモノが多いので臭いがきつい。
目の前で鶏がさばかれたりしている。
市内には、インドネシア初代副大統領ハッタ氏の生家がある。
ジャカルタのハブ空港「スカルノ=ハッタ国際空港」に名を残す大偉人だ。
初代大統領のスカルノ氏とともに、インドネシア建国の父として慕われている。
ちなみに、タレントのデヴィ夫人はスカルノさんの第3夫人。
ハッタさんの生家は資料館として整備されており、家の中も見学することができる。
なかなか立派な調度が揃っており、裕福な家柄だったのかもしれない。
他にも動物園や植民地時代の砲台跡など、ブキティンギはコンパクトな町でありながら、見所がたくさんある。
写真のデータが消えてしまったので、残念ながらそれらを紹介することができない。
【次回予告】
次回は、ブキティンギ観光情報紹介の最終回(予定)。
最大の見どころであるミナンカバウ族を紹介する。
独特の風習を有するこの民族は、多民族国家インドネシアの中でも、異彩を放っている。
↑ミナンカバウ族の伝統家屋。
屋根の端が屹立しているデザインには、この民族に古くから伝わる伝説が関係している。
乞うご期待!
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