インドネシアの温泉
一昨日の記事でジャカルタの旧正月に関する話を書きましたが、そこで掲載する写真を過去のアルバムから探していたところ、おもしろい写真を発見したので紹介しようと思います。
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日本同様、火山大国のインドネシアはいろいろなところで天然の温泉が湧いています。
ただし日本の温泉街のような雰囲気とは違って、観光客用に整備されていることは稀です。
たいてい森の中に露天風呂がざっくりと掘られていて、観光地というよりは地域住民にとっての憩いの場となっていることが多いようです。見た目はわりと汚いです。
混浴なので着衣の状態で温泉に浸かるわけですが、水着に着替えるわけでもなく、みんな服のまま豪快に入浴します。
温泉好きで尚且つ衛生観念がガバガバなぼくは、ドライバーなどから情報を集めたりして何度かローカルな温泉に浸かりに行っていました。
温泉の入り口はこんな感じ。
場所はドライバー任せなので、詳しくどこにあるのかわかりません。
ジャカルタ南部のボゴール周辺かと思われます。
道なき道を進みます。
いかにも南国といった田園風景。
バリ島を彷彿とさせるライステラスが広がる長閑な山の中に温泉はあります。
温泉の入り口には東屋みたいな小さな屋台があって、飲み物やカップラーメンなどの軽食が売られています。
温泉の入場料を払ったどうかは記憶が定かではありませんが、せいぜい100円前後でしょう。
そして、待望の温泉。
見た目通り、混濁しています。
温泉の成分とはとうてい思えないので、雨とか泥とか入浴客の脂汚れなんかが混じっていると思われます。
潔癖な人にはお勧めできません。
しかも、深さや足元に何が潜んでいるのかが一切わからないという恐怖も楽しめます(?)。
南国の温泉あるあるですが、湯温はかなりぬるいです。
蒸し暑い気候なので湯冷めすることはありませんが、日本人からするとちょっと物足りなく感じます。
温泉の成分は一切不明ですが、いい感じにヌルヌルしているのでたぶん天然温泉です。
というより、ヌルヌルの正体が湯の花であることを願いながら浸かる感じです。
ジャカルタ郊外のローカル温泉をもう一つ紹介します。
ローカル温泉愛好家の同僚が、政府公式観光協会のインスタからボゴールの温泉を発見。
最高じゃん!
ってことで、行ってみたのですが……。
落差たるや
やっぱり泥色に混濁しているのでした。
とはいえ、快晴の中ぬるいお湯にのんびり浸かるのは気持ちいいわけで、ぼくの表情もとろけてますね。
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小汚いローカル温泉ばかり紹介してしまったので、最後に観光用に整備された温泉施設の紹介をしたいと思います。
場所はバリ島のキンタマーニ高原。
日本では珍地名でお馴染みのキンタマーニ高原ですが、バトゥール湖のほとりに温泉が湧いていて、「Toya Devasya」という高級リゾート感満載の温泉施設があります。
あまりにも快適すぎて、同じインドネシアの温泉施設とは思えないのです。
日本の施設で例えると、ハワイアンズみたいな感じかな?
行ったことないからわからないけど。
ウオータースライダーや温泉に浸かりながら楽しめるバーもあります。
さすがバリ。
外国人向けリゾート施設ということで、入浴料はそれなりにします。
おしゃれなレストランの食べ放題込みで約3,000円。
日本人の感覚からしたら妥当かもしれませんが、ローカル価格を考えるとかなり強気な値段設定になっています。
ちなみにこのToya Devasyaですが、高原にあるため外は結構涼しいです。
そして、相変わらず湯温はぬるいということで、寒がりな人にはあまりお勧めできません。ぼくは軽く風邪をひきました。
ということで、インドネシアにも綺麗な温泉はあるんだよ、と紹介したところで今日のnoteを締め括りたいと思います。
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