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6/10 スクーターで僧院巡り

スクーターをレンタルして、上ラダック(Upper Ladakh)と呼ばれるエリアのゴンパ(僧院)巡りをして来た。
なお、「上ラダック」は「じょうらだっく」と読むのか、「うえらだっく」なのか、はたまた「かみらだっく」なのかよく分からない。

今日は14時くらいまで天気が悪く、そのせいで全く気温が上がらなかった。
しかも、ひたすらバイクで冷たい風を浴びるものだから、スキー場にいるのかと錯覚してしまうほど寒かった。
本気で、もう南インドに帰ってしまおうかと思った。
14時以降は太陽も出て、ポカポカ陽気だった。

大量のゴンパに立ち寄ったので、一つ一つは手短かに紹介する。

シェイ・ゴンパ(Shey Gompa)

10世紀頃にラダック王国の最初の都が置かれた村で、王宮と寺院が併設されている。


スタクナ・ゴンパ(Stakna Gompa)

トイレがめちゃくちゃ綺麗だった。


チェムラ・ゴンパ(Chemdrey Gompa)

要塞のような外見が特徴的。
アニメやゲームに登場しそうな佇まいだった。

ちょうど冷たい雨が降ってきて、捨てられた子犬のように軒下でぶるぶる震えていたら、たまたま近くを通りかかったお坊さんが食堂で温かいお茶をご馳走してくれた。

頂いておいてこんなことを言うのも何だが、このお茶、あまり美味しくなかった。
おそらくギー(バターオイル)が混ぜられていたと思うのだが、ギーの香りが強すぎて、温かくてしょっぱいバターを飲んでいる感じなのだ。
お茶の味は一切しなかった。
でも、体は温まった。圧倒的感謝🙏

食堂では昼食の準備中で、良い匂いが充満していた。
和食っぽいような、カレーっぽいような、東アジアと南アジアが融合した香りだった。

ちょうど勤行を行っていて、迫力ある読経を録画したのだが、技術的な問題でyoutubeにアップできなかった。
自宅に帰ったらできるようになるので、みんなが忘れた頃にyoutubeにアップしようと思う。

帰り際、一瞬だけ青空が見えた。


タクトク・ゴンパ(Takthok Gompa)

小さなゴンパで、修行僧の姿も見当たらなかった。

石窟型の寺院で、天井には紙幣や硬貨が張り付いていた。
周りの暗さとも相まって、異世界感があった。
寺院の中にコカコーラが置いてあって、良い感じに俗っぽかった。
ちなみに他の寺院でも、飲みかけのコカコーラのペットボトル(しかも2L)を何回か見かけて、お坊さんもコーラが好きなんだなと思った。


へミス・ゴンパ(Hemis Gompa)

ラダックや周辺地域の仏具などが展示された博物館が併設されていた。

ここは、ゴンパに行くまでの景色が絶景だった。
景色は後ほど紹介。


マト・ゴンパ(Matho Gompa)

外壁が綺麗に色塗られていて、遠目から見るとリゾートホテルのようだった。

ゴンパ全体が改装工事中だった。


ティクセ・ゴンパ(Thikse Gompa)

今日最後に訪れたゴンパ。
訪れたゴンパの中で最も規模が大きく、しっかり観光地化されていた。

狛犬的な、シーサー的な。

顔は全く愛嬌がない。

正面にダライラマが座っていると見せかけて、写真のアクリルパネルだった。


以上、本日巡った7つのゴンパの紹介でした。
1日にまとめて7つも見学すると、後半は何が何だか分からなくなる。

ただ、移動中の景色は絶景ばかりで、それも含めて良い観光だった。
ということで、後半はツーリング中の景色をちょっとだけ紹介。


絶景


今日のマニ車

お坊さんがすごい勢いで回していて、笑ってしまった。
回し終わったお坊さんがドヤ顔でこっちを見て来たので、さらに笑った。


今日の子犬

ただただ可愛い。


今日のモモ

餃子タイプ。


今日のゴンパ巡りで、レーから日帰りで観光できるところはだいたい制覇した。
体も高地に慣れて来たと思うので、そろそろさらに奥地まで遠征しようと思っている。
そのため明日は、バスの時刻表の確認や入域許可証の取得、ツアーの料金比較などの情報収集を行う予定。

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