インドのオーガニックショップ
インドにはオーガニックショップがたくさんある。
ベジタリアンが多かったり、自然療法が発達していたり、中流層が増えたことによる健康意識への急激な高まりなど、いろいろな要因があるのだと思う。
その一方で、中年男女の半分くらいは肥満体だし(あくまでも主観)、路上には分別されてないゴミが散乱しているし、下水は川に垂れ流しだし、そのコントラストは面白い。
それでは本題。
家の近くでオーガニックショップを発見したので、買い物をしてみた。
店内の装飾はシンプル。
商品はしっかりと陳列されていて、いかにも「自然や健康に気を遣ってます」という感じだ。
わかりやすく例えると、「無印良品」の雰囲気と似ている。
店内はそこまで広くはないが、食品だけでなく、薬、石鹸、洗剤などの生活雑貨も売られている。
値段はそこそこ高い。
日本人の目から見ても高いと思うものもあるので、現地物価で考えるとかなり高額な部類に入る思う。
そのせいか、スマートな体型で、ちゃんとした身なりの客が多い。
客層は、社会的にも経済的にも恵まれている人が中心なのだろう。
せっかくなので、ちょっとだけ買い物をしてみた。
卵
パスタ
板チョコ
お値段は合わせて、505ルピー(750円)。
日本で買うのと変わらない、というよりむしろ高い。
細かく見てみる。
卵(6個入り) 130ルピー(195円)
ローカルスーパーの卵はちょっと躊躇ってしまうので、このいかにも安全そうな卵から始めてみることにした。
日本にいたときは10個で200円の卵を買っていたことを考えると、いかにこの卵が高級かがわかる。
パスタ(250g) 80ルピー(120円)
板チョコ 295ルピー(450円)
たっっっっっっか‼︎
ちなみにローカルスーパーの物価は以下の通り。
レジ袋は古新聞からできていた。
英字新聞。
英語が話せる人が多いインドだが、英語を読み書きする能力があり、日常的に使用しているのは限られた層の人たちだけだと思う。
裏面にはRolexの広告。
客層はかなりハイソサイエティなんだろうなと、改めて思う。