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【北東インド旅行】4日目 Guwahati

2024/12/26

本日はグワハティGuwahatiへ戻る。
朝からタクシーの溜まり場へ行き、シェアタクシーに乗車。

助手席に2人乗る
昼食

シェアタクシーはグワハティの外れに停車した。
駅周辺の繁華街に行きたいのだが、歩いて行くにはやや距離がありそう。

道端でどうしようか考えていると、バイクタクシーのドライバーに声をかけられる。
バイクの後ろにまたがって駅の近くまで行ったのだが、下車後に料金のことでまあまあ揉めた。
うーん、もやもや。

北東インドの玄関口グワハティはかなり都会だ。
メガラヤは東南アジア系の顔立ちをした人が多かったが、ここグワハティは私たちがインド人と聞いてイメージするような顔立ちの人が多い。
いかにもインドの地方都市といった雰囲気が漂っている。

駅周辺には安宿が軒を連ねていたが、いずれも外国人は泊めさせられないと断られてしまう。
インドの宿泊施設は外国人を泊める場合、政府からの許可が必要なのだが、ここらの安宿はどこもその許可を持っていないらしい。

仕方がないので、小綺麗な見た目のゲストハウスにチェックイン。
見た目のわりに、値段は良心的で一安心。

荷物を下ろして、旅行代理店へ行く。
私がこの後に訪れる予定のアルナーチャル・プラデーシュ州は、入域の際にPAPという許可証が必要になる。
インド国内には入域に許可が必要なエリアがいくつかあるが、アルナーチャルはインド人でもパーミットが求められるほど厳重な地域のようだ。
グワハティに着いてから申請する手もあったが、不測の事態に備えて早めに許可証を入手しておこうと思い、半月前からグワハティの旅行代理店に申請を依頼していた。

旅行の直前に確認したところ、26日には発行されるだろうということで、今朝進捗状況を問い合わせていたのだが、WhatsAppの返信がなかった。
不穏な気配を察したので、直接店舗に行って問い合わせようと思ったのだ。
しかし、その不穏な気配は最悪の形で現実のものになってしまうのだった。

代理店で責任者らしいおじさんに話を聞くと、
「今はホリデーシーズンで役所が動いていない。発行されるのは早くとも1月3日になるだろう」との返答。
わけわからん。

インドは日本のように年末年始に大きな休暇を取る風習はないはずだ。
休みになるのはせいぜいクリスマスと元日くらいだろう。
というか、そういった事態も見越して半月前から申請していたのに、何でこんなに時間がかかるんだ。

1月8日くらいまでにはチェンナイに帰ろうと思っているので、3日に発行されても間に合うことは間に合う。
しかし、行き先が移動で丸一日かかってしまうような秘境であることを考えると、十分に満喫することは難しいだろう。
また、情勢不安定によりナガランドやマニプールも行けなくなってしまった現状、発行されるまでの約1週間をどのように過ごせばいいのか。
そもそもこの様子だと本当に3日に発行されるかも怪しい。

本当に12月中には無理なのか、何でこんなに時間がかかるんだ、と全力でごねたが、できないものはできないと埒が開かない。
しょうがないので、PAPの発行はキャンセルして、アルナーチャルへ行くのは諦めることにした。
今から他の代理店で申請依頼してみるとか、他にも方法が考えられたが、完全に気持ちが萎えてしまった。

グワハティには川が流れている。
川の流れでも見て気持ちを落ち着かせようと河川敷まで行ったら、遊歩道が工事中で川の近くまで行けなかった。
あ゛あ゛あ゛!

話は変わるが、旅行前日にインドの銀行口座が凍結してしまうというハプニングが起こっていた。
原因は完全に自分のミスだったのだが、あまりにもタイミングが悪すぎる。
旅の最中にも銀行に問い合わせているのだが、なかなか復旧しない。
何もかもがうまくいっていない気がする。

教会が多かったメガラヤに対して、グワハティはヒンドゥー教徒が多いようだ

今のところは「うまくいかない」程度で済んでいるが、このままボタンの掛け違いのようなことが続けば、何か犯罪やトラブルに巻き込まれてしまうかもしれない。
このうまくいかない感じは、その前兆なのかもしれない。
思い切って旅を切り上げてしまおうかとも本気で悩んだが、まだ旅が始まって4日しか経っていない。

ゲストハウスに帰ってから、残り2週間の旅程を練り直すことにした。

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