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絶対シネマ感!/運命論的アート思考の試写室

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絶対音感ならぬ〈絶対”映画”感〉で鑑賞中。テレビマンとして、かつて年間350本〜試写で本編を見続けた経験も活かしての私極的映画レビュー。運命論とアート芸術思考の脳と心で感じる、新…
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偶然、隣り合わせた嫌な人と過ごす運命について/コンパートメントNo.6

2021年カンヌ国際映画祭ででは日本の濱口竜介監督が「ドライブ・マイ・カー」で脚本賞ほか四冠で話題となったので、知っている方も多いだろうが、 この年グランプリを獲ったのは「コンパートメントNo.6」という作品だった。その本編がようやく、2023年2月10日より日本で公開される。 偶然、生理的に合わない人と隣り合わせることになる・・・そんな巡り合わせ、運命とは一体、自分の人生にとって、何の意味があるのだろうか。 フィンランド人の若い女性主人公ラウラ(セイディ・ハーラ)は、モ