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碧波彩@江戸東京たてもの園

ちゃんとしたモデルさんと一対一の撮影は初体験。緊張したけどとても楽しく撮影できた。モデルは碧波彩(あおなみあや)さん。

不思議な表情をするモデルさんで、大人と子供がアンバランスに同居しているような危うさが魅力的だ。キュートな顔立ちなのに、突然大人の女性の表情が垣間見えてドキっとする。

「モデルさんとのコミュニケーションって何話せばいいんだろう」とか「ポーズの指示とか細かく出したほうがいいんだろうか」とか「段取りがグダグダになって困らせちゃったらどうしよう」とか、撮影に入る前は色々心配なことが沢山あったのだけど、モデルさんのおかげでとてもスムーズに撮影を進めることができた。

カメラマンとのコミュニケーションに慣れているし、こちらが指示しなくてもシャッターを押すごとに表情や角度、ポーズなどを変えてくれる。カメラマンの腕だけではポートレート写真は成立しないんだなあ、ということを実感した。僕の経験値が足りなさ過ぎるだけかもしれないけど。

もうちょっと構図を工夫できたなとか、カメラの設定に無頓着過ぎたなとか、足袋をはいてる女の子を連れ回してもう少しゆっくり歩けばよかったなとか、反省点は色々あるけど、思っていたより撮れ高はあった。衣装と桜の効果は大きいな。

ポートレートの世界はこだわりだすと「ストロボ沢山用意して」とか「三脚立てて」とか「アンブレラ立てて」とかキリがない。でも僕はやっぱり太陽光にまさる照明は無いような気がして、今のところはそこまでディープに沼にはまる感じではない。

碧波彩さん、ありがとうございました。



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