麻布十番 - 青いひみつきち
(※写真9枚)
初めて買った Panasonic のミラーレス一眼で、買ったその日に撮った写真たち。カラーで撮ったのだけど、もう昔の写真なので白黒に仕立ててみた。
なんでそんな写真を今更引っ張り出しているのかというと、ネタが無いからだ。この日のことは今でもよく覚えているけど、今更取り立てて話すこともない。
ということで、話のネタに困ったときの「好きなタイプ」の話でもしてみようか。
と、自ら切り出しておいてナンだけど、「好きなタイプ」の話題が苦手だ。厳密に言うと、他人のタイプを聞くのはどちらかというと好きなのだけど、自分のこととなると明確な方向性をまるで提示することができない。「芸能人で言うと誰?」というありがちな質問にさえ即答できない。
実際タイプはあるのかもしれないけど真面目に考えたことがないし、今まで好意を抱いた女性たちに見られる共通の特徴は何も見出せない。せいぜい「鼻の穴が二つある」とか「日本語を話す」とか「二足歩行する」というくらいだ。
一度、飲みの席でしつこくタイプを聞かれて面倒くさくなったから「インリンオブジョイトイかな」と投げやりに回答したら汚物を見るような目で見られた。すみませんでした。
そもそも「胸が大きい」とか「背が低い」とか「目が二重」とか、それらの特長を独立したパラメーターのように考えたことが無い。声とか話し方とか歩き方とか食事の仕方とか、或いは考え方とか周囲への気配りの表現とか、それぞれを分離してパラメーター化し、総合得点の高い人が好きということじゃない。それらの特長がひとまとまりになったその人個人が魅力的に思えるかどうか、それら全ての特長を総合した全体像を好きになれるかどうか、ということではないだろうか。
でも酔っ払い相手にそんな細かい話をしても「うわ面倒くさ」などと一蹴されるのは目に見えている。というわけで分かりやすい例かなと思って「宮崎あおいは好きじゃないけど、二階堂ふみは好き」ということを述べる。するとなぜかアツイ論争が生まれる。宮崎あおいって男も女も好きな人多いけど、僕にはよく分からないんだよね、彼女の良さが。そういうこと言うと更にボロクソに叩かれるだけなんだけどね。
当たり障りがないかなと思って「石原さとみイイネ」と言ってみるも、これまた概ね女子の評判はよろしくない。「そんな人だと思わなかった」「マジ幻滅」「そんなこと女子の前で余り言わないほうがいいですよ」とまで言われた。そこまでか。
好きなタイプの話は難しい。