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IKEBUKURO
今はたぶんもうなくなってる池袋の音楽スタジオ MIB に、「IKEBUKURO」というバンドのポスターが貼ってあったな、なんてことを思い出した。たぶんバイトの兄ちゃんがやってたバンド。だっさい名前やな、と心の中で苦笑したことを覚えている。
そう。池袋はダサいのだ。山手線の頂点(位置的に)に君臨していながらなんだか異常にパッとしない。
けれど僕にとって池袋は魂のホームタウンなのである。
僕は立教大学を出ているので池袋にはもちろん馴染みがあるのだけど、僕の池袋歴は大学時代だけではない。物心ついた頃から東武東上線沿線で育った。僕の半生は東武東上線と共にあった。沿線歴20年以上、板橋区民歴10年以上。これは即ちそれだけ長い歳月、池袋とは切っても切れない地で人生を過ごしてきたということを意味している。
映画館、金券ショップ、コールセンター、立ち飲み屋、ショットバーなどの僕の華麗なる職歴はすべて池袋で築き上げられてもいる。
だからもはや池袋駅周辺で道に迷うことなど絶対にありえないし、それゆえ東西南北どこを歩いても見慣れた景色なのである。
そんな街で今更スナップってのもなあ、、、などと思いつつ、一眼レフ、ミラーレス、コンデジのガッツリ3台体制で池袋を練り歩いてみた。
やっぱりどこを歩いても新鮮味はない。けれど中望遠のレンズを通して見ると少し違った印象になるのは面白かった。
今回は北口〜東口周辺を攻めてみた。次は南口〜西口方面を攻めてみようか。