whosm@Jazz In Fuchu
note で相互フォローしているさよこさん、よっしーさんが所属する whosm というゴスペルグループ。かねてより一度そのライブパフォーマンスを見てみたいと思っていたのだけど、念願叶ってついにその機会を得ることができた。舞台はジャズイン府中。府中の街が音楽に包まれるというイベント。
ちなみに僕自身はゴスペルという音楽に熱烈に入れ込んだことはないけれど、ブルースの文脈から予期せずゴスペルに遭遇することは多い。その辺の音楽談義は長くなりそうなのでまた別の投稿で。
というわけで、見たい見たいとは思っていたけれど、note で繋がった人に直接お会いするのは初めてのことで、正直むちゃくちゃキンチョーした。whosm の出番は15時なのに13時には舞台となる府中に到着していた。
そこらじゅうでジャズの演奏やってるらしいから時間潰しには困らないだろう、と初めて降り立った府中の街並みをうろつく。道端で演奏しているバンドがいる。
立ち止まって少し聞いてからその場を離れる。その演奏が聴こえなくなりそうな絶妙なタイミングで、次のバンドの音が聴こえてくる。本当に文字通り街に音楽が溢れている。素敵なイベントだ。
whosm の舞台はストリートではなくカフェサンクという喫茶店。喫茶店ということは余りキャパには余裕がないだろうということで、念には念を入れて一時間前に入って席を確保した。でもギチギチに座席が配置されていたので写真は余り撮れなかったのが残念。
そしていよいよ whosm の出番。のっけから Sister Rosetta Tharpe を彷彿とさせる Down By The Riverside。圧倒された。すごい。そして何より、バックの演奏は鍵盤だけなのに、これ以上の音は必要ないというくらい重厚で色鮮やかなコーラス。ただただ魅了された。そしてゴスペルという音楽への愛情と造詣の深さを感じた。黒人霊歌から発展したゴスペルという音楽が持つ本来のパワーを見たような気がした。
ステージを終えたさよこさん、よっしーさんに思い切って「おつかれさまです、きよひこです」と声をかけたらとても温かく歓迎してくれた。
さよこさんは写真や投稿から伝わる人柄そのままの、無邪気でエネルギッシュな印象だった。よっしーさんは素敵な写真を撮る方で、ニコンの大きな一眼レフをぶら下げてステージに立ち、時折さよこさんやゆみさん、ステージにカメラを向けていたのが微笑ましかった。写真が本当に好きなんだろうなあ。ゆみさんもとても気の利く方で、それでいてトークも軽妙洒脱な素敵なお姉さまだった。
note で知り合った方と直接会うなんて余り考えたことなかったけど、とても大きな刺激を受けた。
さよこさん、よっしーさん、ゆみさん、素敵な時間をありがとうございました!