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片桐愛羅@みなとみらい

偶然、二週連続でみなとみらい。モデルはまたまたはじめましての片桐愛羅様。「様」って付けたくなる、そういう雰囲気。

撮影開始の時間になり、モデルさんと挨拶。

「よろしく!ねえ、喫煙者?ごめん!ちょっとタバコ吸っていい?喫煙スペース探してるんだけど見つからなくて!知ってる?」

と、開始早々怒涛の勢いでご一服をご所望。ウケた。

「タバコ吸ってるとこ撮ってもいい?」

「うん!全然オッケー!吸わない子多いから撮りたがるカメラマン多いんだよね。」

「公開は大丈夫?」

「大丈夫。まずいよねって気使ってくれる人多いけど、そういうの全然気にしないから。アハハ!」

モデル歴が長く、撮られることに慣れている。どんなタイプのカメラマンがやってきてもソツなく対応できそう。こういうところにキャリアの差のようなものが見える。

無論、キャリアの差が出るのは裏でのやり取りだけではない。

映画が好きで、映画っぽい雰囲気を写真で表現したい。表情やポージングはモデルにお任せ。ざっくりいつもどおりの撮影方針を事前に伝えた。

その上で、愛羅ちゃんなりに「それっぽさ」を表現する。色々な表情、動きを見せてくれた。

僕はこうやって、バンドのセッションのように写真を撮るのが好きだ。モデルの表現に呼応するようにアングルや画角、設定などを変えて応える。

一つだけ難点を挙げるとすれば、彼女はかっこよすぎる。一枚の絵としてキマリすぎてしまう。ゆえに「映画っぽい」という路線から微妙に外れてしまう。贅沢言うなと怒られそうだけど。

今回も「ラジュテ」再現チャレンジ。

「愛羅ちゃん、体は柔らかいほう?」

「股関節は柔らかいよ!」

「ピンポイントでそこかいな」

かっこよくキメてくれました。

この日の撮影について、愛羅ちゃんもブログを書いてくれているのでそちらもどうぞ。

彼女も楽しんでくれたようで何より。

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