ジャズギタリストへの道
これまでに何冊の理論書、教則本を手に取っては挫折を繰り返してきただろうか。音楽理論って本当に退屈だし疲れるし頭に入らない。
しかしそうは言っても、かれこれ30年近くギターを手にしているわけで、知らず知らずのうちに身につけていた知識もある。II-V-I の進行が典型的なコード進行であることや、ドミナントモーションとかオルタードスケールとか、この辺りは理屈で説明されてもイマイチ腑に落ちなかったけど、体で「あー、そういうこと?」と了解したことだ。
しかし今更ヘビメタ出身の僕がジャズやブルースを身につけられるとも思えず、時々暇つぶしに自宅で一人爪弾くだけの道具になっていた。
そんな僕が今、ジャズギタリストへの道を志したのはこの本がきっかけだ。
「3年後、確実にジャズギターを弾ける練習法」。いいね。このスパンの長さがいい(笑)。すぐに成果が出るわけじゃない。じっくりゆっくり身につけていきましょう、という方針が素晴らしい。
この本の著者は宇田大志さんというジャズギタリスト。実は Youtube でたまたま彼の動画を見て、「この人の説明、すごく分かりやすくていいな」と思って見始めたのがきっかけだ。
というわけで、たまに練習の成果をここで披露していこうかなと思う。今日のところは単に「ドレミファソラシド」を色んなポジションで弾くというだけ。
ジャズギタリストへの道は遠い。